
結構メールも活躍しています(すりーぴい・大阪・パートナー有・40歳)
本当にYESとは言い切れないのかもしれないなぁと思いながら、自分にちょっと甘めの採点をしました。子供が3人、もう、末っ子が高校生になりました。彼らが中学、高校となって初めて、ああ、自分の考えを随分なんの疑問もなしに押し付けていたなぁと思うようになりました。子どもたちに表現力ができてきたので、しっかり反抗してきます。子どもの意見は確かに甘いのですが、それでも最近感じるのは、新しいということです。そうやって、子どもがはっきり反抗してくることを受け止める技量を持ちたいと思っています。
そして、親としての自分の考えを上手に伝える方法のひとつとして、交換日記ではないのですが、それぞれが携帯を持つようになったので、結構、メールが活躍してします。ごめんね……ありがとう……メールなら言いやすい。でも、文字は文字なので、ちゃんと言葉で伝えなくてはならないですが、まずは、とっかかりとして、メールはいいと思います。自分の思いを言葉にしてみて、ちょっと客観的に読み直してみると、自分の気づかなかったことが見えたりします。また、込み入った考えを言葉で言い合っていると、どんどん感情的になってしまうことがありますが、文章にするとひととおり最初から最後まで伝えることができます。ただ、相手の反応がわからないので、ときに、誤解させたりすることもあります。
親に自信があれば子どもも納得するのでは(delmar・千葉・パートナー有・33歳)
しつけです! 武田鉄也さんではありませんが、親が子どもにそんなに気を使ってどうするんですか? 駄目なことにはときとして理由がないこともあれば、子どもには理解できない理由もあります。よいと悪いの自信が親の方にないから不安で感情的にもなるのでは? しっかり自分の中で善悪の指標があれば、ロジカルに話せます。親なんですから。
自分は高校の修学旅行で喫煙がばれて停学になりました。一緒だった仲間を逃がして捕まりました。親は「おまえはえらい! 喫煙はもちろん駄目だ。しかし、仲間を逃がして身代わりになる心意気がえらい!」だって。変な親ですよね、でも自信たっぷりでしたよ。うちの親。尊敬してます。ちなみに、その後喫煙は辞めました。怒られると思ったのに、ホメられちゃったので拍子抜けして。笑。
難しいけれど親子だからできるはずと信じたい(光阿弥・岩手・パートナー有・42歳)
親子とはいえ、なかなかうまく伝えられないことだと思います。なぜか? いろいろな理由が考えられますが、1つ目には自分の気持ちが強く出てしまうこと。冷静に事実に基づいて直さなければならない点以外に、こうしたらよいという思いの方が強くなってしまうのではと考えます。親とはいえ、本当に正しいものを示唆するのはとても難しい。また、子どもの視点ではそれは正しいことではないかもしれない。2つ目はこの点で、子どもと同じ視線(仕事でいうなら「お客様視点」)になれないこと。
なぜ悪かったのか、間違っていたのか、これを子に理解させることは非常に難しい。まずはなぜそうなったのかを子どもと同じ視点で考え、それを踏まえてフィードバックしてあげなければならない。
このように書いていると「NO派」のようであるが、わが子に伝えられない事はないと信じたい。

否定的感情を残さないしかり方を模索中(こなす・京都・パートナー有・31歳)
なかなかマイナスの感情を表現することは難しい、と日ごろから感じています。否定的な感情だけを残すしかり方をしてしまっているなと感じ、毎日反省の日々です。3日目の山田さんのコメントにあったサンドイッチ方式という原則は、大人の社会にも生きるスキルだと思います。子どもだけでなく、人として人格否定することなくうまく伝えていけたらなと思います。
大人になってから読んだ母の日記(のほっち・山口・パートナー有・33歳)
私が生まれる前から、母が日記をつけていました。日々のさまざまな想いをつづっており、私に対する気持ちも書かれていました。私が大人になって初めて読ませてもらったのですが、「文字にしないで直接私に伝えてほしかった」と思ったのが正直な感想でした。私は自分の日記さえも続かない「三日坊主」ですが、母の思いは文字よりも濃く残っていると思います。
自分自身が打たれ弱いので……(megmi_s.・静岡・パートナー有・26歳)
私の娘はまだ0歳なので、ネガティブフィードバックを伝えるシチュエーションすら想像しかできないのですが、上手に伝えられる自信はあまりありません。なぜなら、自分自身がネガティブフィードバックに打たれ弱いからです。断固として聞き入れないというわけではないのですが、それをちゃんと納得して受け入れるまで、頭と気持ちの処理に少し時間がかかってしまうタイプなんです。子どもっぽいですよね。でもそんな子どもの気持ちが分かってしまうからこそ、子どもに対しても気を使ってしまいそうです。子どもの自尊心を傷つけないように、自分が感情的にならないように……と。夫に対して、ささいなネガティブフィードバックを伝えるときでさえ、そんな状況の私ですから。