「習慣や生活でその人の生き方が決まるのなら、」とのYellowさんのコメントに共感しました。住まいと生き方の間にはコラボレーション・共鳴がありますよね。みなさんのコメントには、住まいから生き方への働きかけと、その逆に、自分の生き方を住まいに投影したいという想いがよくあらわれていました。

わたしのポリシーも、「ライフデザインは、ホームデザイン。」初回に「パーソナル」というコンセプトをみなさんのコメントから提案しました。みなさんのパーソナルは、くつろぎ、自然、バリアフリー、感性とさまざまに表現されていました。「家をつくる」というテーマは、考えるのが大変だったと思います。たくさんのコメントに感謝しています。本当に、ひとりひとりの夢や想いがこもっていました。わたしは、住まいづくりのお手伝いをするとき、相手の中にあるパーソナル、夢や想いを、じっくりとお話をしながらつかむこと、共感することを出発点にしています。「家を見れば人がわかる」といいますが、「人としっかりと対話すれば、そのひとだけの住まいが形にできる」と、わたしは思っています。家を建てることは、大変な人生の事業。なかなかままならないことも多いでしょう。

でも、あきらめないで。あなた自身のパーソナルは、たとえば、部屋のなかに、ひとつ、自分のポリシーを投影するアイテムを置く。そのアイテムとの「対話」から、自分の夢を形にしていくこともできるはずです。それが、あなただけのホームデザインのスタートです。あなたらしいライフ＝ホームデザインを大切にしているみなさんに、共感と感謝を贈ります。ありがとうございました。