
おしゃれな女性が入社してきて(ぷろ子・愛知・パートナー有・34歳)
小さな会社の事務員をしています。ずっと年上の女性の先輩と、彼女と同じ年代のパートさんとわたしの三人で、十年やってきました。お客さんを接待する必要もないので服装なんて適当です。お化粧も適当、膝に穴の空いたジーパンをはいてたことも。ご近所のうわさ話に花を咲かせる先輩たちの下で、服装とかお化粧とか、そういうものに対してまひした時間を過ごしてきました。
去年の春、その先輩が退職し、中途採用で少し年上のすてきな女性が入社してきました。いつもきれいにしていて、カジュアルなパンツ姿でもとてもおしゃれです。靴やバッグも毎日きちんと選んで出社してくるのです。自分の姿が恥ずかしくなりちょっと意識して洋服を選ぶようになりました。するときれいになったと言われるようになりました。周りの人は見てないようで見ているのですね。お化粧も服装も、周りに対する自分のアピールになるのだということを身にしみて感じています。
職業柄、服には細心の注意を払っています(クーティー・神奈川・パートナー有・34歳)
職業柄(パーソナルカラー分析とイメージコンサルティング)、服には細心の注意を払っています。色はもちろんのこと、素材やイメージがパーソナリティを主張するのに重要だと思います。仕事で、プライベートで、それぞれのおしゃれを楽しんでいる方はとてもすてきだと思います。
着たいものが似合うもの(はなっち・兵庫・パートナー有・37歳)
はっきり言って、おしゃれではありません。若いときから、ファッション雑誌は一通り見るものの失敗ばかり。好きな男の子の好みに合わせようとして、似合わない服を着たり、背伸びをして、大人っぽい服を着てみたり、雑誌のモデルのまねをしてみたり。きっとその頃は、自分に自信がなかったんだと思います。ファッションとは、まず、自分自身を知ることだと思います。自分は何歳に見えているのか、自分の心の状態はどうか、何がしたいのか、どう見られたいのか。いくら中身が大事、見かけだけで判断はできないと言っても、服装によって第一印象が変わり、その後の進展さえ左右されることがあると思います。今、わたしは「本当に自分が着たいものが似合うもの」になってきていると思います。
お金をぶら下げて歩くのは……(urara0304・愛知・パートナー有・57歳)
わたしはあまりブランドにはこだわらないほうです。お金をぶら下げて歩くのは嫌ですね。それよりも清潔感があり、せいそな装い、がわたしは一番好きです。まず大事なことは自分に似合うものを身につけることだと思っています。買うときはよく鏡と相談をしますね。
一見、気にしていなふうが好き(星みづき・東京・パートナー無・39歳)
着るものは自己主張、そう思っています。服装でも、アクセサリー類でも、自分なりの組み合わせを考えます。一見「服装をあまり気にしていない」ような服装が一番好き。スーツは着るだけで精神的に疲れてしまうので嫌いです。でも目的があって服装にこだわる時は徹底的にこだわります。それこそ、下着から何から、全部こだわります。「年齢に応じた服装」は嫌いです。デパートで「年齢層別売り場」になっているのはどうにも好きになれません。「年相応の格好を」と言う人もいますが、年齢で服装を規定してしまうのはもったいない気がします。
キメる日は、服で武装(メイ・サートン・兵庫・パートナー有・40歳)
数年前にカラーコーディネーターの診断を受け、自分を引き立たせる色や服のイメージを客観的に評価してもらいました。そのときは、自分にとっても意外な色をすすめられ、戸惑ったのですが実際にその色の服を着ていると、よく似合うねとほめられることも多く、今では自分の色としてなじんでいます。また、「キメ」なければならないプリゼンのときは、服装で演出するのもひとつの武器だと認識しているので、その日の仕事内容によって服を選び、「武装」して会社に向かいます。
今日はどんな服で自分を包もうかな(いそしぎ・兵庫・パートナー有・39歳)
自分が着ていて心地よく感じる色、素材、シルエット。この3つが調和したとき、「自分らしい」スタイルが生まれると思います。これまで生きてきた中で自然とできあがっている自分の雰囲気に忠実に、無理をしないことが大切なんじゃないでしょうか。メンタルな部分で自分が満たされていれば、他人から見たときも「らしく」映ると思うので、まず第一に自分自身が緊張しないアウター選びを意識しています。そして服に着られない。ビジネスシーンにおいては、カチッとしてるんだけど、どこかに抜く部分をもたせてこびない。逆にプライベートでは抜きすぎないようにどこかに緊張感をもたせるなど。オン、オフとも、ワードローブは装うというよりもなじませるという気持ちで、自分を一番大切な人としていたわってあげる。今日はどんな洋服で自分を包んであげよう……? そういう精神が大切な気がしますね。