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千早さん、自分にできる範囲でなんでも取り入れる、とてもいい心がけですね。前向きな姿勢がすでにある千早さんのような方は、後は美容師さんと細かいテクニック的なことをどんどん話し合っていけばいいのではないで……
とりあえず、なんでも参考にできるものは参考にします。でも、即自分に取り入れるかどうかは……髪質と色と手入れにかけられる時間を美容師さんと相談してから、ですね。
美容院に行くと、髪型のモデル写真はついつい日本人がモデルをしているものに目がいくのは事実です。でも、髪の色は違っても、意外と髪質って似てるのかも……などど勝手に想像しています。毎日強力な寝グセのついた髪と戦っている私も、憧れの髪型を見つけたいものです。
いままでのサーベイを見ていて、刺激を受けました。私のいまの髪型はというと、最近お金があまりなかったのと忙しかったのとで、かなりぼうぼうに伸びて毛先もだんだん痛んできています。「私の髪型」というよりただ伸ばしただけの状態。そろそろ美容院に行って美容師さんに頼もう……と思っていたところにこのサーベイでした。
海外の女性の髪形、参考にしたいです。それはその髪型そのものをまねするのではなく、その女性がどんなふうに「自分」を持っているかや、何かに自信を持って輝くものを持っていること、そちらのほうを参考にしたいです。
忙しいのを理由にせず、髪に潤いを与え、どんな自分になりたいのかしっかり頭に描いてから髪を切りに行こうと思います!
サンフランシスコに住んでいます。NYとは違いLaid-backな地方都市という雰囲気のせいか、こちらでおしゃれな髪型の人はほとんど見かけません。たまに見かけると思ったら、ハイスクールくらいの若い女の子か、アジア系(特に香港と韓国)か、黒人の女性でいつもきれいにヘアドゥーを決めている方か、ゲイのいずれかと決まっています。こういう環境にいるせいか、日本に帰ると女性の髪形にいつも流行があって、きれいにカラーをしていたりパーマを当てているのをとても新鮮に感じます。LAに行くとまた違うのだろうと思いますが……。ということで、私はいつも日本の雑誌の切抜きを美容院に持っていっています。その髪型で会社に行くと、アジア系にはほめられますが、他の方には奇抜だと思われているようです。
髪の色、眉や瞳の色、肌の色、ライフスタイルなどによって似合う髪型は違うと思うので、東洋人以外の海外の女性の髪型を参考にしたいと思うことはありません。けれど、髪の扱い方で、参考にしたいなと思ったことは何度かあります。食事の前にくるくるっと巻き上げてバレッタで留めたり、バーに移動するとさりげなくダウンスタイルに戻したり。イマの髪型には合わないけどどうしても欲しいという服を買うときは、ウィッグも買う。仕事中は髪に触らない。いつも健康的でつややかな髪を維持している、などなど。髪型そのものよりも彼女のやり方を参考にしたいです。
ファッション雑誌や映画などを見ないので、誰かの髪型を参考にしたいとは思いません。顔の形も髪の状態も違うのに同じようにしても似合わないんじゃないか、またその髪型を維持するのが大変なのではないか、と思ってしまいます。
髪型で一番気を使いたいと思うのは、コンプレックスをいかに克服できる髪型か、という点です。特に額が広い(前髪が少ない?)のが悩みなのですが、どうすればよいのかわかりません。前髪を下ろすのがよいのか、それともいっそ見せてしまうのがよいのか、それとも……と思うときりがありません。
千早さん、自分にできる範囲でなんでも取り入れる、とてもいい心がけですね。前向きな姿勢がすでにある千早さんのような方は、後は美容師さんと細かいテクニック的なことをどんどん話し合っていけばいいのではないでしょうか。ちなみに、「手入れにかけられる時間」についてですが、朝のスタイリングが10分以内で終わるというのが理想ではないでしょうか? よりすばやく整えるためには、ウェーブを付けるとか、前髪の流れを調整するとか、いろいろなテクニックがあります。どうぞ美容師さんにいろいろと相談してみてください。
のほっちさん、寝ぐせはやっぱり問題ですよね。一番簡単なのは、一度ざっと洗い流してしまうことでしょうか。起きたてのちょっと乱れた髪のセクシーさというのもあるにはあるのですが、やはり寝ぐせは直してから出かけてくださいね。
サーベイをやっていてよかったな! と思わせてくれたpink coralさん、投稿ありがとうございました。毎日ほんの少しの方にしかアドバイスできないのですが、何かしらみなさんの参考になっているのだとすればとても嬉しいです。pink coralさんのおっしゃる「まねでななく、参考にする」という気持ちは、髪型に関してだけでなく、いろんなことにおいてとっても大切です。コピーするのではなく、エッセンスやテイスト、大事なところをさりげなく取り入れてもっと素敵になりたいという気持ちを、常に持っていてほしいと思います。ちなみに、僕がよくやるのは、セクシーな要素とロックンロールテイストをミックスして、普段のお手入れのしやすさを考えた毛量調整を加える、ということです。みなさんの場合なら、日本人独特の清潔感、という要素も加わるでしょうか。
サンフランシスコにお住まいのjeudiさん、「日本の雑誌の髪型はアジア人には褒められ、ほかの人には奇抜だと思われる」というのは、よくわかります。日本のパーマやカラー、スタイリングは、アジアの人にとってはある意味最先端なところがあるけれど、西洋人からすると、そんなに魅力的なスタイルではないんですよね。なぜだと思いますか? それは、「せっかく持って生まれた素材、それを生かさないのはもったいない」と受け止められるからです。だからといって、おかっぱがいいというわけではありませんが、日本の流行とおかっぱのちょうど中間くらいの髪型がいいのではないかなぁと思いますが、いかがでしょうか。
額が広い(前髪が少ない)ことがコンプレックスだという星みずきさん、前髪は自分でもよく見える部分ですから、気になりますよね。おでこの形や髪質、顔の大きさなどが関係してくるので、一概にこうするのがいいとは言いにくいのですが、一般に、前髪を多く見せようとすればするほどかえって少なさが目立ってしまうものです。額の広さといっても、数センチのことですし、前髪の量は後ろから持ってくるようにすればいくらでも調節可能です。横の髪とのつながりも考えながら、前髪をどこから持ってくるか、どこで分けるかなど、いろいろと試してみましょう。
crystalさんのおっしゃるように髪の扱い方を参考にするのもいいですね。さりげなくアップにしたものをバーに行けばおろすとか、これは、西洋人、東洋人問わず、だれがやっても美しいと思いますよ。とっても格好がいいし、エレガントですよね。アップにするときは、ビシッとポニーテールにまとめてしまわずに、あくまでもルーズにさりげなくまとめるようにするといいですよ。
さて、1週間にわたってさまざまなご意見をいただきました。最後にもう一度言っておきたいのは、背の高さや体型、年齢、髪質、頭の大きさといった全体のバランス……こういったものは、「美しさ」を作り出す上ではなんら関係がないものです。本当の美しさは、内に秘めた品格や個性が光り輝く、その瞬間にあります。ですから、ぜひ、自分の内にある品格や個性をどうぞ作り上げていってほしいと思っています。次回、ますます美しくなったみなさんとお話することを楽しみにしていますよ!
大久保ヨシ
ヘアスタイリスト