

今の仕事に導いてくれた『長靴をはいた猫』(ちっぽ)
子どものころに観た東映まんが祭りの『長靴をはいた猫』です。テレビの30分アニメと違って長編のアニメ。しかも映画館のスクリーンはテレビよりずっと大きい。小学校低学年だったわたしはこの映画を観て、長い時間、現実から離れて童話の世界に心を遊ばせる喜びを知りました。それから童話や児童文学の世界に興味をもち、今は図書館の子ども室で働いています。
視野を広げてくれた『トレッキー未満』(Kylin・大阪・既婚)
『トレッキー未満』です。わたしの人生に影響を与えたというか、一生にわたって観続けている映画は、『スタートレック』のシリーズです。熱狂的なファンは「トレッキー」と呼ばれて世界中にいます。まず、キャラクターがバラエティに富んでいます。宇宙船など、出てくるメカ類のデザインが洗練されていて、デザイナーとして非常に参考になります。
多くの映画の主題が冒険、アクションがメインに据えられていますが、『スタートレック』には愛が感じられます。人類愛ならぬ宇宙愛と呼べばいいのでしょうか。地球の上でのいざこざがいろいろありますが、もっと広いレベルでものを考えさせてくれるいい教材です。
『メトロポリス』で映画に目覚めた(abovo・欧州・独身・30代)
映画によって人生が変わったわけではありませんが、映画のおもしろさを知って人生に豊かさを覚えたように思います。映画のおもしろさを知ったのは、『メトロポリス』。近未来を描いたオリジナル版では、1926年の製作とは思えない内容の面白さ、セットの素晴らしさなどに圧倒されました。映画がどれだけ表現の可能性を秘めているか、ワクワクしたものです。
むかしは地方に住んでいたので映画が身近に観られる環境でなく、読書が人生最高の楽しみでした。でも、大学進学で上京し、映画館に通うようになってこの映画に出会い、以後、読書とは違った人生の楽しみを観つけたように思いました。
その後、オリジナル版をテル・アビブ、そしてロンドンで観る機会があったのですが、国や文化の背景が違っても、同じ映画をおもしろいと思い、その感動を共有できることの喜びを体験できました。
これも映画が、そしてこの作品が好きだったから味わえたものだと思います。オリジナル版は無声ですが、テル・アビブでは音楽がピアノの生演奏だったのも印象的でした。最近日本ではシネ・コンが人気だと聞いていますが、名画を身近に観られる環境が整えられて欲しいものです。また、邦画にもがんばってほしいものです。
『黄昏』で理想の夫婦のあり方を観出した(kuniwaka2001・神奈川・既婚・31歳)
わたしも映画がないと生きていけない人間の一人です。小学生のころから、洋画と邦画を7対3くらいの割合で観てきています。そんなわたしが小学生か中学生のころからいまだに何度も繰り返し観続けているのが、『On Golden Pond』(邦題は、『黄昏』)です。ヘンリー・フォンダと、キャサリーン・ヘップバーンが主演です。
なぜこの映画が好きかというと、映画全体の世界観というか、雰囲気好きなのと、奥さん役のヘップバーンが、ちょっとひねくれもので扱いにくいご主人(フォンダ)のよさを知っていて、とても愛しているところ。そしてそのご主人も、奥さんのことをとても必要としているところです。こんなに年をとってもお互いに必要とし、愛し合えるなんてかっこいい! わたしたち夫婦も、こんなふうになりたいと思っています。
リアリティある戦争映画に学ぶ(スペースカウボーイ)
ご多聞にもれず、僕が子どものころ、戦争映画とはかっこよいものでした。しかし、それは本当の戦争のリアリティを描ききれていなかったからのような気もします。戦争は嫌いです。しかし最近の戦争映画はリアリティが高く、認識を改めるためにも良いかと思います。『プライベート・ライアン』や『シンレッドライン』など。
でも、どうしても一本といわれれば、『ライフ・イズ・ビューティフル』です。

現実とのギャップがある(しち23)
映画などはしょせんフィクションなので、そんなに人生ドラマチックではありません。それに、ラブストーリーなどでは結婚した、結ばれたなどでハッピーエンドになっているけれど、現実はそこからが始まり。映画は好きでよく観るがあまり影響されないように観ています。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!