

一本の映画に歴史あり、芸術あり(bori)
わたしの心に残る一本は、『愛と哀しみのボレロ』です。初めて観たのは小学校低学年のころでした。音楽とバレエに興味を持っていたので観たのですが、ナチスの時代の悲しい出来事をこの映画を通して知ったようなものでした。子どものわたしにすれば、セリフが少なく、映像も薄暗いイメージの映画でしたが、音楽やバレエの描写に、うちに秘めた激しい情熱を強く感じたのを覚えています。そのおかげなのか、『ボレロ』は今でもわたしの大好きな曲です。静かなのに胸の高鳴りを感じ、聴いていると安らぐというよりエネルギーを消費しているように感じる一曲です。
初めて異文化に触れた(ふみてん・東京・32歳)
『リトル・プリンス』(1982年)は、小学生のときに親に観せてもらった映画です。それまで「同じ顔」と思っていた英国人と米国人の社会や文化に、大きな違いがあることを知った映画です。伯爵である祖父が、小公子と米国人の母とが一緒に住むことを許さない、という、英国の階級社会の厳しさを意識しました。その反面、祖父と母が心を通わせる場面では異文化に育った者同士でも、必ず理解し合えるのだと感動しました。この直後に自分も親の転勤で英国に住むことが決まったので、余計に印象深いのかもしれません。
やっぱり名作は何度観てもいい!(ちびプリ・独身・20代)
『ニュー・シネマ・パラダイス』です。こういう話題になると、必ず挙げられる映画で、芸がないようなのですが……。何度も観ていますが、数年前、仕事や恋愛で嫌なことがいろいろと重なって、ちっとも思い通りにいかないっ! と疲れ果てていました。ふと、この映画を思い出し、久しぶりに観てみたところ、ラストでは大泣きして(お約束ですが……)、人生捨てたもんじゃないさ、くらいの気持ちになって、元気をもらえました
習い事のきっかけはいつも映画(belindy)
『グリース』を観たときに、ダンスを通しての青春群像に共感しました。そして『フラッシュダンス』、『フットルース』を観て、ダンスを習い始めました。影響を受けやすいのか、テレビアニメの『アタックNo.1』に憧れてバレー部に入部したり、「エースをねらえ!」の岡ひろみに憧れてテニススクールに通ったりもしました。
パートナーに影響されて(みぽりん・既婚)
メグ・ライアンとビリー・クリスタル主演の”When Harry met Sally”(邦題『恋人たちの予感』)です。この映画の中のメグは今の主人の理想の女性像だそうで、わたしがぴったりだったとのこと。そう言われてから映画を観たのですが、正直、うれしかったです。その後、この映画のビデオも買って何回も見ましたし、台本を買って主人にプレゼントもしました。
感謝することを教えてくれた『リアリティバイツ』(bookwell・未婚・30歳)
学生時代と違って、社会に出た途端うまくことが進まなかったり、社会(現実)の厳しさに直面したり、ほんと毎日、壁、壁、また壁……。そんな主人公の周りには、けして多くはないけれど、とてもナイスなボーイフレンドや親友がいる。日常の当たり前だった彼らの存在が、壁にぶつかるごとにありがた味を覚えるようになって……。社会は厳しいもの! です。でも気持ちのいい人たちに囲まれていることに感謝して、また明日もがんばろう! と励まされたものです。
なぜか記憶に残る幼いころ観た映画(かず2038)
いろんな映画を観るのが好きですが、『ベティーブルー』は自分にとって、いい意味でも悪い意味でも、刺激になったし、愛の極限とか、心の置き方を考えた。映像がすごくきれいで、ストーリーだけでなく、映像も含めて映画を観るようになりました。迷ったのは『太陽の帝国』。小さいころに観て、ストーリーも出演者も何も覚えていないのですが、とても感動したことだけを覚えています。きっと、自分なりにとっても印象的だったのでしょうね。
明るい明日を確信させてくれた(セモア・香川・パートナー有・49歳)
『ライフ・イズ・ビューティフル』です。どんな逆境にあっても、常に前向きな心でいることや、微笑みやユーモアを忘れないでいると、必ず道は開かれる……と確信させられる映画です。
父親の好みも影響する(しょうっち)
中学生のころに観た、『戦場にかける橋』です。好きでした、女のくせに。父親の影響でしょうか。テレビ番組なのですが、『シェ−ン』も父と一緒に見てました。初めて映画館で観て泣いたのは、『E.T』です。「なんと感動的なんでしょう」と、ほんと、ボロボロ泣きました。
胸が苦しくなるような映画が好き(ranndy)
『ベニスに死す』、『グッバイ・モロッコ』、『髪結いの亭主』、『ポンヌフの恋人』、バレエ映画の『椿姫』……。ハッピーエンドのものよりは、胸が苦しくなるような、ほろ苦いものが好みです。『冷静と情熱の間に』は、映画では(なぜか)ハッピーエンドだったけど、原作はそうではなかったんですよね。

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