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阪神・淡路大震災でわたしたちが学んだことは?
南海海溝で発生する南海地震や東南海地震などは、ほぼ100年の間隔で規則的に発生しています。こうしたことから、今後30年の間に、それらの地震が発生する確率は40%以上とも伝えられています。また、東海地震は、すでにその予兆が始まっており、南海地震よりも早く発生することは、間違いないと伝えられており、いずれにしても、今世紀の前半に海溝型のマグニチュード8クラスの巨大地震が発生することに、ほぼ間違いはないようです。それに加え、そうした海溝型巨大地震が発生する前後には兵庫県南部地震のような直下型の地震が複数発生するとも予測されています。
ところで、こうした地震の多発期を目前にしているにもかかわらず、行政および市民の備えは、耐震補強の実施率、家具の転倒防止率、地震保険の加入率など、どの指標を見ても十分ではないと思われます。阪神・淡路大震災は、まずは「自分の命は自分で守る」ことを痛感されられました。家具の転倒防止をしていなかったがために下敷きになった、安全な火気器具を使用していなかったがために出火した、救命救助の道具を準備していなかったがために救出が遅れた……。こういった例は枚挙にいとまがありません。
さて、みなさんは、大地震が発生したいざというときの備えはできていますか? たとえば、防災袋、家具転倒防止、避難場所の把握。また、地域での避難訓練には参加されていますか? そして、地震に備えた話し合いを、家族や近所の人としていますか? 今週一週間、地震対策についてみなさんがどう取り組まれているのかお聞かせください。
「天は自ら助くるものを助く」という言葉があります。住宅は失っても取り戻すことができるかもしれませんが、命は取り戻せません。だからこそ、いますぐ、できるところから、事前の防備を。
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