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こんにちは。「おいしく健康に」をテーマに薬膳を広めています、板倉啓子です。
冷え性は、エアコンの普及などで1年を通じての悩みとなりました。日一日と寒くなるこの季節、今年はぽかぽか暖かく元気で過ごせたらよいですね。
私は、日本女子大をはじめいくつか都内で講座をしておりますが、「冷え症によい薬膳」は人気のテーマです。みなさん、食事のときに、まずは冷えたビールでカンパーイ、そして氷を入れた水や緑茶、ウーロン茶を飲んでいませんか? これらの飲み物はみなカラダを冷やすもので、2000年前の漢方の書物には、冷たいものをとり過ぎると胃、肺が冷えて不調になると書かれています。
『冬のソナタ』以来韓流ブームですが、韓国では、お酒を飲む前に松の実のミルク粥などが出ます。松の実の脂肪や牛乳が胃を保護しますので、理にかなった食べ方ですね。
「いつも体がほてっているから関係ないわ」というあなた。「真寒仮熱」なのかもしれません。人は、体の中が冷えすぎると表面に熱が浮くようにできています。体の中は冷えているのに表面はほてる、という状態となります。お元気なら問題ないのですが。
みなさんの冷え対策あれこれ、ご質問などをお寄せください。楽しい1週間になればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。