親元を離れ、自分の生活と仕事を持っている女性にとっては、物理的に「母親」の占める割合は減っていることでしょう。でも、悲しいことがあったとき、つらいことがあったとき、ふと、母を思い出すことはないでしょうか。あるいは、逆に、母にだけは自分の弱さを見せたくないと思う人がいるかもしれません。また、ちょっとした母のしぐさの中に、自分の長所短所を見ることも……。

母と娘。そこには、父と息子、母と息子、父と娘とは違った「何か」があるような気がします。娘の立場から、母の立場から、また、両方の立場から、みなさんの「母」にまつわるエピソードや思いをお聞かせください。