

友だちのような母子関係(oopon)
母はよく、「自分のことを人生の先輩と思って欲しい」と言ってました。実家に帰ると、お互いのことをよく話します。恋愛相談に乗ってもらうこともありました。私が母に何でも話せるのは、母がそれなりに苦労してきたことを知っているし、たとえ親として聞きたくないようなことであっても、聞いてくれるからだと思います。
将来、母がいなくなると思うと怖い(tarepanda・愛知・既婚・30代)
母は、私が小さい頃から鋭くて、何か隠しているときには必ず「突っ込み」があります。離れ暮らす今でもその勘は衰えず、私に悩みがありそうだと感じたときは、ある時はさりげなく、また別の時にはズバリと切り込んでくれます。私は自分の中に思いをため込んでしまうタイプなので、もし将来、母がいなくなったら……と思うと、怖い気もします。

永遠に冷戦中(JASMINE・東京・未婚・30代)
もう10年以上会ってません(笑)。専業主婦で他人に依存して生きることばかり考えている母とは価値観が違い過ぎて、大学時代からほとんど口もきいてません。成人してそんなに母親と仲のいい人っているんでしょうか?
母だから話せない(mopet)
相談すると、何ごとも解決までばく進してしまう母の性格に、むやみに相談する気力がありません。正直、親だからという理由でずかずかと土足で心の中に入ってきて欲しくないのが本音です。親子で買い物や旅行には行きます。しかし、腹を割って母に仕事や恋愛の話をうち明けることは皆無です。価値観がまったく違う二人が近づけば、火花が散るのは目に見えていますので……。母は年頃になっても浮いた話をしない娘を不憫に思っているようですが、相談しないだけでちゃっかり恋愛して、自分なりに幸せです。冷たいようですが、当たらず触らず、親子を演じているのかもしれません。
つながりが強すぎて(Schellenbaum・ドイツ・35歳)
良くも悪くも母と私の結びつきは強かった。本当の自分らしさが見えたのは、親元を離れた大学時代以降。それでも、ついこの前まで母の厳しさから本当に自由になれていたわけではなかったと、気付かされた。私が単身ドイツに乗り込んだ理由のひとつは、母と徹底的に距離を置くためだったような気もする。そして、母も本当の子離れを決意してくれた。近々5年ぶりに帰国する。すべて話せることが母を喜ばせることではないということも、ドイツに来てから学んだことかもしれない。しばらく母を失望させることが続いてしまったから、これからは少しは安心させてあげないと。

母が生きていたら……(ぞうがめ・29歳)
私が8歳の時に弟が生まれて、突然母から忙しいといって突き放されて以来、母と打ち解けることはなくなっていったような気がします。私が20歳のときに母は亡くなりましたが、生きていたら弟も大人になった今、いろいろ相談できていたか、働いたことのない母に私の悩みがわかるかどうか、考えることがときどきあります。
母に似ている私(紘子・アメリカ・未婚・21歳)
幼い時から、母に自分の悩みなどほとんど話してきたことがありません。渡米してきたばかりの頃、深く悩んでいたのですが、とても母に話すことなどできませんでした。両親が非常に心配していたのは、重々承知していたのですが、母からの電話をぶっきらぼうに「今忙しいから」と切ってしまっていました。父が最近電話で、「何でも抱えて自分で成し遂げようとするのは、本当にお母さんに似てるんだよ」と言いました。思い起こしてみれば母は、私が幼い頃フルタイムで働きながら、家事もこなし、私のために何でも手作りで食事や洋服を作ってくれました。悩みもいつも一人で抱えていたことを、私も幼心に感じていたのだと思います。そんな母の負担を減らさなければと思うようになり、私も悩みを内にためる性格になったのだと、今ようやくわかりました。アメリカに来てからというもの、私はますます母に似てきて、母と娘の絆がいっそう深まったように思います。相変わらず悩みを話すことはできなくても、分かり合うことはできると思います。
母は私に何でも話しているかもしれないが……(moma108・海外・未婚・29歳)
うちの母親は、養女だったという経緯があり、とても家庭を大事にしてくれました。また、3人兄妹の中の一人娘として、私はそれはもう、珠のようにかわいがられて育ってきました。母は私に父とのこと、祖母の看病のこと、何でも話しますが、私はそうでもないです。子どものころから、調和を大事にするあまり人に自分のことを主張するのが苦手なタイプだったもので。母は私に「親子だから」とすべてをさらけ出してきますが、私にとっては、それがときどき重苦しいこともあります。また、「親子なんだからわかり合えて当然!」みたいな態度で、かなり高圧的に感じるときもしばしば。そんなわけで、私のほうが親子の関係に関していえば冷めているかもしれません。

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