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2002/6/10(月) - 2002/6/14(金)
5日め

テーマパートナー選びに失敗したことがある。

今日のポイント

「自分を楽にする方法」、知りたくないですか?

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凡例
キャスター
竹信三恵子
竹信三恵子 ジャーナリスト

「パートナー選びの失敗」も、はや最終回にたどりつきました。実感のこもったたくさんのご意見、ありがとうございました。ここではやはり、「パートナー選びのABC」をやらなくては、みなさんはおさまらないでしょ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

最後の1Cは教育あるのみ(himetaro)

竹信さんのおっしゃる「女が動きやすい環境を作ってくれるComfortable(気持ちがいい)、Communicable(意思疎通可能な)、Cooperative(協力的な)な男=3C男がトレンド」って、とてもわかる気がします。だけど、まず出くわさない。自称フェミニストな男はたくさんいるけど、多くは勘違い。女性に協力しているつもりが、かえって余計な手間をかけられたりで、一見、協力的だけど、女性にとってはちっとも気持ち良くなかったりする。3高同様、すべて揃い踏みというのはかなりの理想。ますますの少子化で男の子は両親&祖父母から、それはそれは手厚い保護を受けて育っているから、将来、3C男を探すのは至難のワザ。でも、2Cくらいの男は目を凝らせば、結構いるから、あとの1Cは女性の教育あるのみか。さて、ここで必要なのは、2C男を見極める目を女性が持っていないとダメだということ。つまりは3C男を追い求める前に、女性も自分が2Cあるいは3C(つまり自立)しているかを振り返る必要もあるかも。

自分の心によく聞いてください(ミル・フランス・35歳)

わたしは以前「皮かぶり男」と結婚していたことがあります。結婚する前から自分の心の中では危険信号が点滅していたのに、30歳までには結婚したい焦りと3高にひかれて、そのまま結婚してしまいました。結婚への焦りがなくなった時、冷静になってみると、何でこんな魅力のない男を選んだのかと後悔しきりで、離婚しました。かなり自由になった日本ですが、離婚することがどれほど大変かその時、改めて思い知りました。結婚生活を続けていくほうがもっとマイナスでしたので離婚しましたが、もっと自分の心に聞くべきだと反省しました。周りに流されずに自分でじっくり考えれば、必ず答えが見えてくると思います。

「二人で一つの人生でしょ?」じゃなくて二人で二つの人生だ(principessa・31歳)

離婚歴あり、海外経験の長い1児の母です。日本とアメリカで遠距離恋愛をしている間は、「靴紐を結ぶのが下手な君の紐を結んであげるから、僕の嫌いなきゅうりを食べるような、助け合う人生をやっていこう。君のやりたいことをサポートするから、僕もサポートしてほしい時は遠慮なく言うよ」という言葉に、いったんは自分の夢への道を諦めて帰国して結婚に踏み切ることに。結婚後に彼が言ったのは「結婚すれば、君が変わると思っていた」「君はいつまでたっても一人だけの人生を歩んでるさみしい人だ」「二人の人生は一つでしょ?」の言葉に絶句しました。この時に、「もしかしてパートナー選びを間違えたかな?」と感じたが、すでに妊娠していたので、わたしの人生の軌道修正を行いました。家庭に入ろうと。出産後、半年たって離婚・親権・養育権を請求されてみて、わたしは一体何のために帰国して結婚し、出産したのかわからなくなってしまいました。一つだけ言えるのは、いくら結婚していても、二人の人生は一つではなくて、「二つ」もしくは、それ以上のものだってことです。

もうすぐ三度目の結婚をします(Judy・埼玉・40歳)

いくら好きという感情はあっても、お互いの感情を分かち合えないと感じたら、人生を一緒にずっと歩き続けることはできなくなってしまう。もちろん、相手のことをすべて理解するなんて不可能。でも、わかりたいという、分ち合いたいという気持ちはとても大切だと思う。もうすぐ3度目の結婚をします。かつての2人の夫とはお互いの間に好きという感情はあったけど、分ち合うことができずに別れました。他人は我慢が足りないとか、魔性の女とか言うけど、わたしはずっと耐え忍ぶ人生より自分の意志で前に進みたかった。

生活してみないと(rosemary=T・39歳)

結婚前は男友だちが結構たくさんいました。あくまでも友だちですが……。恋愛らしきこともあったけれど、結局、OL時代、エリートの鼻持ちならない男性社員にうんざりしていた時、友だちの紹介で、気取らない今の夫と知り合い結婚。でも、生活してみると価値観の違い、もっと言えば、世界観の違いにうんざり。昔の男友だちとのほうが、ずっと話が通じた……。かえって、今は悲しい気持ちになっています。

口ばっかり!じゃあ、やってみろよ(BER・既婚・35歳)

自分の夢ばっかり語ってた元彼。じゃ、あんた、夢実現のために何やってんのよ! とイライラがたまっていき、ささいなことで、わたしが噴火を起こして(笑)、帰ってきてそれっきり……。人間的にはとってもいい奴だったから友人ならよかったけど、パートナーとなると現実的なわたしとは相性最悪。パートナーには夢に向かってもらいたいわ。

パートナーを決めたのはわたしなのだが(チュチュ・大阪・既婚・35歳)

職場結婚です。最初見た時は、人より仕事を一生懸命するので、ずるい感じがある人には見えなかったのですが、なんと結婚したらグータラな人間だった。みんなが持っていると言って、すぐに人と同じ物を欲しがるし、子どもの世話はしないし、とにかくすべてにおいて向上心はないし、相談ごとも反対に相談されて、全部わたしがしなくてはいけない。子ども三人の母子家庭状態です。

NO

「3C」男は待っていても現れない(まーどんな・既婚・47歳)

「3C」というのは、かなり主観的なものであり、その時々によって「C」が1つだったり2つだったりと感じ方が変わるものだと思います。エブリデー、エニタイム「3C」にするのは、二人の努力、お互いのすり合わせが不可欠です。「3C」は黙って待っていて得られるものではなく、二人で作り出すものだと確信しています。ちなみに、わたしのパートナーとは、お互いに「3C」同士だと自信を持って言えます。

結婚11年目ですが、大正解だと言えます(サニーゴ)

大正解だと言えます。でも運が良かっただけかな……とも思います。夫は若い頃、父親のせいで苦労してきたから見栄を張ることがありませんし、浪費もしません。ずっと一人で歯を食いしばってがんばってきた人なので、自分を愛してくれる家族が大好きです。そして人を喜ばせることの喜びを知っています(多くの男性は女に一方的に尽くすことしか要求しませんが)。年下で、女のわたしの意見もちゃんと聞き、わたしのほうができる分野では主導権をすんなり譲ってくれます。とても素直な人です。だからこちらの意見を少しずつ刷り込むこともできましたし。でも不安なのは、それはたまたま彼の許容範囲内だけで、彼が寛容なだけだからか。専業主婦のわたしが自立して、彼の生活に不都合が生じた場合はどうなるか。「フルタイムで働いてわたしに収入があれば、あなたの会社にもしものことがあっても優しく接してあげられると思うの」などただ今洗脳中ではありますが。

OTHERS

「3C」に納得(Happy)

「3C」のうち「意思疎通可能な」を見て、これが足りない人って多いなと思いました。以前の職場は社長自身、仕事ができればすべてよしという考えで、挨拶ひとつできない男性がたくさんいました。話にもならず、仕事の指示をする時に大変でした。大学まで行って、いったい何を勉強してきたのと、いつも憤慨していたことを思い出します。

思い切って……(ブルー)

別れた直後は、つらくてつらくて、通勤電車の中でも涙が止まらなかったりするけれど、数ヶ月経てば冷静になり、「ああ、別れてよかった」と思うことって、結構ありませんか?思い切って別れて冷静に考えることも必要ですよね。将来のパートナー選びに失敗すると、人生大変なことになるような気がします。

相手に期待するより自分の問題(Maja)

自分が落ち込んでいたり、自信のない時には人を見る目がなくなって、判断を誤りがちです。相手に求める条件は、自分自身のコンプレックスの焼き直し、更迭する前に採用段階の自分の状況を見つめてほしい。失恋の寂しさから目の前に現れた男に幻想を抱いてしがみついてしまうと、結局、同じ間違いをくり返してしまう。自分の見る目のなさを人のせいにするのはチョット違うのではないかしら。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「パートナー選びのABC」

「パートナー選びの失敗」も、はや最終回にたどりつきました。実感のこもったたくさんのご意見、ありがとうございました。ここではやはり、「パートナー選びのABC」をやらなくては、みなさんはおさまらないでしょうね。今回の投稿を含め、みなさんのご体験やわたしの取材・自身の体験をひっくるめて言うと、こんなことが言えるのでは。

  1. まず「3C」。これはご賛同いただけたように思います。
  2. もし、あなたが「3C」男にセックスアピールを感じられないタイプである場合は、とにかく仕事を辞めるな。前にも書いたように、今の日本の男女のセックスアピールの刷り込みは(とくにお若い時は)、養う男に尽くす女パターンです。これを超えるには、それなりに経験と辛酸が必要なんですね。この「養う男パターン」で男選びをすると、「マッチョ男」「俺についてこい男」「男は風で女は大地だぜ、とか言っちゃって、無責任な行動をとる」といったようなタイプに、ふらふらと引っかかっちゃうことになりがちなのです。こういうのに嫌気がさしたあげく、ようやく「3C」のありがたみがわかる、というコースが一般的なので、もし、セックスアピール重視でいきたい時は、経済力だけは確保し、とことんイヤになるまでセックスアピール男と付き合うしかないでしょう。
  3. 引っかかってしまった後は、「育てる」か「切る」かの見極めをつけて、作戦を立てましょう。1Cでもあれば「育てる」コースも可能です。「育てた実例」をひとつ。30代の知り合いの女性は専業主婦でしたが、自治体のフェミ講座をきっかけに「働こう」と決意、ベンチャー企業の契約社員として経理担当になり、パソコンの技術を買われて複数の企業の経理を引き受けるようになって年収300万円まで増えました。夫は「女を働かせる男は最低だ」が持論でしたが、彼女はさっさと働きに行ってしまい、その結果、彼は「残業しなくても家計が楽になる」ことを発見したわけです。問題は家事との二重負担です。妻は「家庭のお仕事一覧表」を作り、掃除や炊事などをやった側がつけていく方式をとりました。その結果、彼女に家庭の仕事は大きく偏っていることを実証しました。自分の体が楽になることを知った夫は、自分が比較的負担に感じない食事作りはやるようになり、彼女のボーナス日が近づくと、上機嫌でごちそうを作るそうです。これって、1Cくらいはあった夫を上手に育てた例ですよね。
  4. 「切る」。「こりゃ、だめだ」と思ったら、「切る」も必要です。これについても実例をひとつ。家庭を一切かえりみない仕事人間夫に、ついに切れた専業主婦のわたしの友人は、夫に黙って5ヶ年計画を立てました。まず、離婚の得意な弁護士さんに相談。離婚の財産分与請求には、一家の資産がどれくらいあるかをつかむ必要があると言われ、夫の預貯金から家の価格まで、調べ上げてリストを作りました。次に、日中のパートを探し、外で働くためのトレーニングと、子どもを保育園に預けることの二つに成功。準備ができた5年後に夫に奇襲をかけ、離婚に成功したということです。気持ちの上で吹っ切れない時は、夫や子ども以外に人間関係を作ると有効です。スペアの男性でもいいし、一緒に事業を始めてくれたり相談に乗ってくれたりする女性グループでもいい。DVなんかでも、「どうして殴る男性のところにでも戻ってしまうかというと、夫以外に人間関係がないから、居場所がなくて戻るのだ」と言っている専門家がいました。家庭を相対化するには、自分の居場所を外にも作ることが第一歩なのだそうです。
  5. 自分を責めない。「人を見る目がなかったわたしが悪い」というのは、一見、もっともなようで、あまり意味がないとわたしは思っています。男女を対立させる仕組みがここまで残ってしまったのは、ひとつには日本社会の福祉制度も一因です。男が妻子の福祉を担当し、企業は男にお金を重点配分し、女性はただで育児・介護を担うことで、社会の福祉費用を節約する「日本型家族福祉」が、長い間進められてきたからです。こうすれば福祉費用を節約して、経済の振興に公的資金を使えるからというのですが、おかげで日本の福祉は、本当に貧しく、不安なものになってしまいました。日本は、欧州はもちろん、「自由競争」を標榜する米国より福祉部門にかける割合が少ないことをみなさんご存じでしたか? この仕組みでは、男は女にタダで家庭の仕事をさせるべく「管理」する義務を負わされ、その見返りに「男をたて」たり「甘やかし」たり「威張りちらし」を許したりしてきた、というわけです。

わたしたちは、自分を責める前に、「管理」「被管理」を超えた自分をもっと楽にする方法を追及していいと思います。それは、男性を食い物にすることではなく、男性も楽にすることなんだとわたしは思っています。短い文章で、すべて説明するのはちょっと限界がありますが、一言でいえば「お互いをもっと楽にする方法」をみんなで開発しましょう、と言ったらいいでしょうか。「わたしはこうして自分を楽にした」のノウハウを自慢し合う、なんて、楽しいじゃありませんか。こうしたたくさんの積み重ねこそが、社会システムを変えていくのだと、わたしは信じています。またお目にかかる日を楽しみに。

竹信三恵子

竹信三恵子

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