24年前、初めて韓国に行きました。当時の韓国は夜間外出禁止令が敷かれ、政治的にも緊張した時代。韓国旅行といえば男性中心の「キーセン観光」のイメージ。女子大生の二人旅は珍しく、とても親切にしてもらって楽しい旅でしたが、韓国は「近くて遠い国」でした。

90年代韓国を訪れる日本人女性は倍増、今や女性は4割（男性6割）を占めています。歴史的遺産や観光スポットを巡り、伝統・現代文化に触れ、韓国料理を味わい、韓国エステで女を磨き、ショッピングを楽しむなど、韓国の観光魅力を満喫する女性たち。

最近は、韓国のトップアーティスト「神話」のコンサートツアーや、サッカーのW杯日韓共同開催を記念して製作された日韓合作ドラマ『フレンズ』で、日本でも人気がブレイクした韓国の俳優、ウォンビンさんの誕生日を祝うツアーなどの「芸能観光」が話題を呼んでいます。

また、NHK-BS2で放映されヒットした韓国ドラマ『冬のソナタ』のロケ地を巡るツアーも人気を集めています。観光のみならず、韓国語を学ぶために短期で子連れ留学したり、韓国人と一緒にビジネスを始めたり、草の根交流をはかる女性たち、リピーターも増えているようです。

もはや日本と韓国は「近くて近い国」となり、ボーダレス化が進んで行くのでしょうか？

旅行、留学、出張などで韓国を訪れたみなさん、韓国での体験談をお聞かせください。「韓国には、まだ……」というみなさんも、韓国に対する思いを語ってください。