
受信料は税金に匹敵するシステム(イクラ・東京・パートナー無・41歳)
国営放送ではないにしても、強制的にテレビの所有者から料金を徴収するということは、税金に匹敵するシステムだと思います。それだけに放送される作品は、視聴率にかかわらず、正確で公平な内容でなければいけないはずです。以前、発覚した「やらせ」辺りから、NHKの方々がその自覚を失っているのではないでしょうか。職員が享楽のために経費を流用するなど、もってのほかです。すべての方ではありませんが、もっとどういうお金で給料や制作費がまかなわれているかを考えてほしいと思います。わたしは今後の変化に期待を込めて受信料を払いますが、同様の不祥事が続く様であれば、支払拒否も辞さないつもりです。
監視機構を整備すべき(どろまり・神奈川・パートナー無・51歳)
NHKの番組をよく見ます。というより最近の民放の番組がひどすぎると思います。工夫も創作力もなくみんな同じような番組が同じ時間に並んでいます。いずれ地上波放送はなくなってしまうのでは?と思うことがよくあります。それほど番組作りに製作者のプライドがないものが多いと感じていました。
「良い番組はお金をかけて作られる」というなら、受信料を払ってでもいいでしょう。ただ、その使い道は当然厳しくチェックしなくてはならない。広く浅く大衆からお金を集め、それをあたかも自分たちのお金のように使うのは、官僚体質そのもので監視機構をもっと整備していく必要があるのでは。個人的に流用した人の税務調査はどうなっているんでしょう。
受信料の使い道を公表すれば良い(たるたん・北海道・パートナー無・29歳)
NHKの受信料は税金や年金のように義務的なものに感じているので、今回のような不祥事があっても今後も払うことに、それほど抵抗は感じません。実際、NHKでしかできないような良質の番組がたくさんあります。ニュース番組も民放の局とは違って、落ち着いていて安心して見ることができます。今後は、受信料をどう使っているかをきちんと公表していくようにしたら良いと思います。
制作と管理の部門間に緊張感を(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
NHKは民放と違って、良い意味で視聴率や制作費にこだわらない(特にドキュメンタリーを中心とした)良い番組を作っていますよね。わたしはよくNHKの番組を見るので、今後も受信料を払っていくつもりです。
しかし今回、明るみに出た一連の不祥事には、根強い体質的なものがうかがえますね。やはり内部チェックがずさんなのでしょう。それというのも番組制作部門の発言力が強すぎて、管理部門が「腰が引けた」状態だからなのではないでしょうか? 民間企業でも管理部門の発言力が強くなり過ぎると、「もう先が見えた」という感じですが、かといって営業や制作部門の発言力が強すぎて管理の目が届かないと、このようなさまざまな不祥事が行われてしまいます。
やはりお金を使う部門と管理する部門の間に、良い意味での緊張感が必要なのではないでしょうか? ただ受信料という「天から降ってくるお金」では、お金を管理する部門も甘くなりがちだとは思いますがね。

これを機に頭を冷やして(のほっち・山口・パートナー有)
払いたくないという気持ちは山々です。まるでこちらが借金でもしているかのように受信料の支払いの催促をされます。かと言って受信料に見合うほど番組は視聴していません。しかし受信料を廃止したとしても、今のNHKに民放のようなスポンサーがつくでしょうか。着服される以前に局が成り立たなくなるのは目に見えています。受信料の納付も減るでしょうが、この際、上層部の方々にはしっかり頭を冷やしていただきたいです。
納得できないことが多い(ミツチ・東京・パートナー無・43歳)
ジャーナリストやインテリゲンチャの友達に聞いたら、払っている人が一人もいませんでした。わたしもここ15年は払っていませんし、今後、払う気もありません。経営が良くわからないし、必要としないものを強制で集金されるのも納得いきません。お金を払っても、見たい作品を作ってもらえるわけではないし、言論統制のようなことをしているし。NHKがなくてもいっこうに構いません。その上あの横領です。「支払いは義務ですから」って、集金のおじさんは気の毒に言わされていますが、強制力もないんですよね。NHKという存在はいらないと思います。
どうして義務なのか理解できない(sachamaru・北海道・29歳)
NHKの受信料をなぜ払わなければならないのか、ずっと疑問でした。どうして払う義務があるのかわかりません。実際、わたしは今、部屋にテレビがありませんが、あった時もNHKはほとんど見ていませんでした。見たのは年末の紅白歌合戦だけです。こういう人と、毎朝の連続テレビ小説を欠かさず見て、新撰組を楽しみにしている人とはまったく違います。お金のない一人暮らしの学生からも、しつこく徴収するのはどうかと思っていました。