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2004/11/8(月) - 2004/11/12(金)
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5日め

テーマブッシュ再選。気になることありますか?

投票結果 現在の投票結果 y92 n8 これまでの投票結果の推移
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キャスター
藤田正美
藤田正美 元『ニューズウィーク日本版』編集長

この1週間、多くの方からさまざまなコメントをいただきました。みなさんの関心の高さに圧倒された1週間でした。それだけブッシュさんが「大きな存在」になったということですね。今日はまとめのコメントなので、私……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

決してケリー氏がいいわけではないけれど(りすりす・奈良・パートナー有・33歳)

前回の選挙で「もしや」という印象が強かったため、今回の結果に期待していましたが、とても残念です。選挙のシステムも不透明な部分が多く、国内の公平さを保てない国が世界の正義を語るのはおかしいと思いました。ケリー氏が絶対的にいいというわけではなかったですが、ブッシュ氏はまれに見る子供大統領であり、その彼が当選する土壌を見て、ティピカルなアメリカ国民の内政志向に改めて驚きます。メディアも、もっと全国民に伝わるように彼の愚行(石油会社だけが戦争でもうけているとか)を取り上げなければならないと思います。

日本のマスコミはもっと対米批判を(りんべる・イギリス・パートナー有)

今後の4年間で日米関係をどうしていくか、という問いに答えられるほどの知識がありませんが、1つ言えることは、日本のマスコミにもっと対米批判をしてほしいということです。イギリスのマスコミ(高級紙、BBCなど)は、一様にアメリカの外交政策に手厳しい批判を浴びせます。また非常に的を射た議論をします。最近では、イラクの英軍を危険地帯に移動させ米軍に加勢する、という米国の要請に対する政治的判断の行方もマスコミでかなり大きく取り上げられ、国会が揺れました。大統領選直前の要請だったため、「ブッシュの再選を狙っての要請だ」、「なぜ英軍がブッシュ再選のために犠牲を払わなくてはならないのだ?」と議論されました。結局ブレアは要請を受け入れたのですが、数日の間に4名の若い命が失われ、首相は遺族をはじめ与党議員からも強く非難されています。こうした活発な政治論争が日本にも起きてほしいですし、米国に対してもっと厳しい目を浴びせてもらいたいです。

8年間のブッシュ政権、次はヒラリー?(stutiyi・京都・パートナー有・38歳)

ブッシュVSケリー、共和党VS民主党というよりも、ブッシュVS反ブッシュだった今回の選挙。TVニュースで見た選挙前の一般アメリカ人へのインタビューで、ある男性(都市部の)が「ブッシュが再選されるなんて、アメリカ人には良識がないのかと世界から思われるだろう。アメリカ人として、これほど恥ずかしいことはない」と話していたのが印象に残りました。「そうだ、そうだー」と思わず言ってしまいました(あ、私、日本人だったわ)。あと4年、なるべくブッシュ大統領が自棄になることなく、大人になってくれるよう願うのみです。次回は、民主党へ揺り戻す可能性が高くなったと思いますが、「良識ある世界のリーダーの1人」を是非ともつくってほしい。「8年間のブッシュ政権後」というのは、ヒラリーが登場するには、なかなかの舞台設定だと思う。

日本は同盟国としてハッキリ意見を(マリア)

ブッシュさんにしろ、ケリーさんにしろ、どちらがなったとしても、細部の政策については一長一短だと思いますが、ブッシュさんは正義の名の下に戦争をしたことは明らかです。前回の選挙でさえ、アメリカのメディアでは「ブッシュが選ばれたら戦争は必須だ」と言われていました。そして今回も選ばれましたが、世界平和を保てるのかどうか、怪しいものです。また、選挙でアメリカが大きく2分化されてしまったような感じがしますし、現在のアメリカの環境への取り組みは最低です。日本は同盟関係にあるのですから、アメリカに同意するだけでなく、悪いことは「悪い」とハッキリ、ほかの国の意見も仲介役として伝えなければいけないのではないでしょうか?

真の民主主義に基づいて選ばれた結果なの?(慈雨)

前回の大統領選同様、私は選挙自体の有効性について疑問を持っています。民主党が強い地域でブッシュ票が異常に多かったというのは、なんらかの不正が行われていた可能性も否定できないのではないか、と。『華氏911』では、前回の選挙でマイノリティが投票しにくい状況だったと言ってたと思うのですが、今回はどうだったのでしょうか。イラクの民主化を進めると宣言して戦争に突入したブッシュ大統領が、真の民主主義に基づいた選挙で選ばれたといえるのか、それが今回の選挙について私が一番関心を持っている点です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

アメリカの安易な武力行為を防ぐ、チェック機能が必要

この1週間、多くの方からさまざまなコメントをいただきました。みなさんの関心の高さに圧倒された1週間でした。それだけブッシュさんが「大きな存在」になったということですね。今日はまとめのコメントなので、私が考えていることを書いてみたいと思います。

世界はいろいろな国の集合体です。それらの国には対立している国もあれば、同盟関係を結んでいる国もあります。そして、それらの国がめざしているのは、それぞれの国の安定した繁栄です。かつては、自国の繁栄を求めて戦争をしかけるというのが普通でした。領土の獲得がまさに富の源泉だったからです。しかし20世紀の半ばからは、領土戦争という考え方は姿を消していると思います(第2次大戦がその分かれ目でしょう。ただイラクのフセインは、1991年に領土戦争をしかけています)。

自国の繁栄のために戦争するのは得策ではない、ということは、ほぼ世界の共通認識です。そこで問題となるのは、ではどうやって自国の意思を通すのか、ということです。外交といっても「武力」を背景にした外交なのか、それとも「文化」を背景にした外交なのかで、行動はずいぶん違います。アメリカの国際関係専門家であるジョセフ・ナイ教授は、文化による外交を「ソフトパワー」と呼んでいます。そして、諸国はこのソフトパワーの力をもっと信じるべきだと主張します。これは、裏返せば、「武力」を安易にちらつかせるべきではないということですね。

現在のアメリカは、イラク戦争について、民主主義を中東に根づかせる戦いだから「正義の戦い」だと主張しています。そういいながら、アメリカと最も近い関係にあるサウジアラビアは民主主義とはかなり遠い政治形態の国である、という「ダブル・スタンダード」があっては、とてもイラクをはじめとする中東の市民が納得するとは思えません。つまり武力を行使しているのに、それを支えるソフトパワーがまったく力を発揮できない形になっているということもできます。

しかし、ソフトパワーだけで、世の中が丸く収まるとも思えません。北朝鮮でもそうでしょう。拉致問題などで彼らが譲歩しているのは、食料援助やエネルギー援助が欲しいという差し迫った事情があるからなのですが、もし北朝鮮に石油が出ていたら、あの国は核兵器の開発を今でも進めていたでしょう。周辺諸国も圧力のかけようがなかったはずです。ソフトパワーを使おうにも、事実上の「鎖国」をしているような国では、その効果が出るのに時間がかかります。

だから、戦争という最悪の手段は避けるべきなのですが、何がなんでも「反戦」というのも現実離れしています。もちろん武力の行使は厳しくチェックされるべきですから、いつの世でも「反戦」を主張する人々が必要です。それが社会の健全なチェック・アンド・バランスにつながると思うからです。

あと4年間、アメリカが安易な武力行使に走らないよう、チェックを強めることが必要だと思います。わが小泉首相にその役割を期待するのは絶対に無理でしょうが。

藤田正美

藤田正美

元『ニューズウィーク日本版』編集長

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