

ささやかな旅だけれど(miyaco・兵庫・既婚・28歳)
何かに煮詰まると、普段は電車で通りするだけの街を歩きます。見過ごしていたものを「見る」ことで、何となく自分の思いが整理される気がします。印象に残っているのは、大失恋をした直後の「旅」。冬の日、鬱々と歩いていると霊園に迷い込んでしまいました。「こんな所にこんな広い墓場が」と驚いた直後に、今度は急に雨が! 寒いし濡れるし踏んだり蹴ったりの中、「人生歩いてればこんなこともあるよなあ。今が最悪、これからきっと良くなる」と、すっと気持ちが開けました。
これから、です(masa0815・青森・未婚・26歳)
休みが二連休以上とれない会社のため、遠出できない社会生活してます。自分探し、というわけではないのですが、小学生の時から好きな作家が住職してるお寺に行きたい! 図書館で初めて読んだ源氏物語がその人の書いたものだったんです。他の作家の書いた源氏物語もいっぱいあるのに、その人の源氏物語をなぜか初めて読みました。行間の湿気みたいなものが、わたしに合っていたんだと思います。絶対、今年の秋にはそこに旅行しますから、寂聴さんに会えますように! (おばちゃんに混じってツアーに参加しようかな……
一人旅だからこそ意味がある(あふろいぬ)
わたしは、何年か前にヨーロッパに一人旅に出ました。言葉もほとんど通じないということもあり、何を決断するのも自分自身。あいまいなことは許されない。という中で、自分の中途半端さを知ることができたと思うし、有益だったと思います。今度は、日本国内を一人旅してみると、また何か新たな発見があるかもしれない。おそらく、外国と内国だと全然違うでしょうから。
やっぱりアメリカ(ビューラー)
アメリカ留学中、周りの環境に流されて自分を失っていた時、自分探しをするために一人でNYに出かけました。もっと他の世界を見たい、いろんな人と出会いたいと心から思いました。一人で行ったことで、周りの人が気にかけてくれ、たくさんの人とたくさんの話をして、みんな違う生活だけれど精一杯人生を歩んでいることに勇気を与えられ、自分自身を認めることができました。アメリカの自由、多種多様なものを認める空気、気軽に近くにいる人と話せるアメリカの気風に助けられたと思います。自信のなかった自分が一人旅行をこなし、人種も、生活も違ういろいろな人々と話すことができたという貴重な経験が今の自分の誇りにもなりました。帰るころには、自分を支えてくれる家族、旅行で会った人、大切な友人などへの感謝で自分の心があふれました。一人の時間が考える時間をたっぷり与えてくれ、過去を落ち着いて整理してくれたと思います。そのままの自分を認め、もっと自分を広げるために機会があればどんどん外に出たいと思います。
自分を取り戻す旅(stardust)
「自分自身を見失い始めたなぁ……」と黄色信号を感じたら、赤信号に変わる前に旅に出ます。こういう心境の時は、初めて訪れる場所ではなくて、何度も訪れたことのある「お気に入りの場所」へ行きます。心を落ち着かせ、穏やかな気持ちにさせてくれる京都が、わたしの一番のお気に入りの場所です。自分探しというよりも、自分を取り戻す旅という感じでしょうか。
計画したらできない旅こそ自分探しの旅(mamarin・既婚・36歳)
25歳の時にした旅が忘れられません。動機は、好きな画家の絵を見ることでしたが、その単純な動機が次々と偶然を生み出し、人との出会いや二度とできない体験、出会えない風景をもたらしてくれました。計画したら決してできない旅、それが究極の自分探しの旅ではないでしょうか。ちなみにその場所はノルウェーです。
ホテルのレディースプランで一泊(NONTA・東京・既婚・30歳)
非日常的空間に身を置き、ゆっくりお風呂につかり、バスローブを巻いて、パックしながらビデオを見たりして、自分を癒していると、ベッドに入る頃にはいろいろなことを考えることができます。ある程度、頭の中で計画がまとまるし、決意ができる。一人のゆっくりした時間は必要ですね。
中国へ(わんふう・東京・未婚・21歳)
高校生の時、学校主催の研修旅行で中国へ行きました。他人にすぐ影響されていたあの時期に、中国というまったく未知の国に行くことを決めたのは、日常から抜け出したいと思ったから。中国の北京に着いた途端、エネルギッシュに生きる人々に魅了されました。当然のように努力をする彼らを見て、自分ももっとがんばらねばと思いました。また、あの熱気の中に身を置きたいです。
自分を見つめ直す旅(norieda)
自分に自信が持てなくなったとき、一人旅に出ました。チューリッヒに住んでいる友だちの家を拠点に、チューリッヒとミラノを観光してきました。自分はいろいろな人たちに支えられながら生きているのだ、と感じました。無理をせず、等身大の自分を受け止めることができるようになりました。
わたしの「モト」を見つける旅(なべなべ・大阪・未婚・32歳)
年2回の帰省が「自分探しの旅」にあたるかな。ときどき「あ、自分はこんなふうに育てられたから、こんな性格なんだ」などという発見があります。先日も仕事の話を母にしていたら、「本当にあなたって、ラッキーな子ね」と言われたんです。そういえばいつも母に、「運がいい」と言われ続けて育ったな、ありがたいなと思いました。「楽天気質」のモトを見つけた「旅」でした。

自分探しという言葉が嫌い(ヤギ)
わざわざ自分探しをしなくても、すべてが自分をあらわしていると思う。どこに住むか、何を着るか、何を食べるか、何をしゃべるか……。どこかに本当の自分がいるのではなくて、いまの自分こそが自分そのもの。我慢や不満もあるかもしれないけど、それも含めて身の回りや、自分の日常を見れば、「ああ、わたしってこういう人間なんだ」と、いうことがわかると思う。
一度はしてみたい(ゆきにゃ・既婚・27歳)
「自分探しの旅」には、以前からあこがれてました。でも一人で旅行ということに、勇気が出ないままでいます。一人旅って自由でいいな、と思いつつも、ある景色を見たときに共感してくれる人が横にいて欲しい、なんていう気持ちのほうが強いのですよね。

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