
家族の一員に珍しさはいらない(しろりむ・三重・パートナー無・36歳)
一緒に暮らしている動物は、私にとっては「家族」です。家族の一員として考えると、珍しいかどうかはあまり大事なことではないように思います。いま私は猫2匹と暮らしていますが、どちらもごくごくその辺にいるような―実際その辺に捨てられていた―雑種です。ただ、珍しさに対しては強い好奇心が働くことが多いですよね。だから最初は「珍しい動物だなあ」という好奇心から入って、いろいろ調べているうちにどんどん興味や愛情がわいてきて、結果的に一緒に暮らすということもあるかもしれません。
環境づくりが大切なんですね(wakano)
「ふれあい」は良いと思いますが「飼う」にはそれなりの心構えや知識がいることが分かります。人間と動物とが互いに良い環境を作らねばならないですね。
法制度が追い付いていない現状が残念(wakano)
いろんな意見は参考になりました。確かにいま伴侶動物となっている動物も、昔日本に連れて来られて長い年月のうちになじんできたという歴史があるのでしょうが、連れて来ても生きるためのフォローができないような環境ではかわいそうなことになってしまいますよね。安易に日本に連れて来ることは生態系を変えることにもなりかねない、というか変えてしまうので、それなりの覚悟を持っていただきたいし、その責任が問われるべき重大事だと思います。その点の法制度も追い付いていないのが現状だと見受けられ、残念です。
不自然なことはしたくないから(SA-YA・群馬・パートナー有・31歳)
動物が大好きで、小さい時は「馬を飼いたい」と誕生日プレゼントにねだった思い出があるほど。でも、いまは動物を飼うこと自体に抵抗が……。理由は不自然な形でしか飼うことができないから。犬や猫を飼う上で去勢したり、つないだり。人間と共に生きていく上で動物に(飼っていると家族の一員ですよね)無理なこと、不自然なことを強いることに抵抗があります。まして、珍しい動物となると、穴を掘って生活している動物をおりに入れたりすることになると思うと……。 自分のことだけ考えるなら、いろいろ飼いたいと思ってます。モモンガやアライグマなど。でもアライグマも一時期はやったけれど、捨てアライグマが増えているとか。やはり、動物の立場に立っても、人間の立場に立っても、無理強いもしたくないし飼うのを途中であきらめるような無責任にもなりたくないので、「NO」の立場ですね。
既に夫と子どもという珍しい動物が……(ねずみ・兵庫・パートナー有・41歳)
珍しい動物がたまたま家にいついてしまったなら、それもまたいいかもしれません。でも、あえて珍しい動物と、お金を出してまで同居したいとは思わない。私には私の生活のペースがあり、珍しい動物くんには珍しい動物くんなりの生活のペースがあるのですから。第一、夫や子どもという珍しい動物たちで、生活は十分にびっくり箱のようです。