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今週のテーマ
会議番号:2470
サブプライムローン問題から、何か学びましたか?
投票結果
61
39
292票
185票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年06月16日より
2008年06月20日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
今回は少し小難しいテーマであるにもかかわらず、皆さん、数多くの投稿を寄せてくださいまして誠に有難うご……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
持ち株の値下がり (millionbell・東京・パートナー無・56歳)
今年に入ってからこのサブプライムローンの影響で、私のなけなしの持ち株も直撃を受けてしまいました。価格は下げに下げて、とうとう手に入れた価格も割ってしまう結果です。特に経済に強いわけでもなく、ごく普通の庶民にまで世界の経済が影響するという事をハラハラしながら体験しました。ガソリンやそれを皮切りにどんどん日用品の値上がりがいまだ続いていることに、分からないなりに今後も興味深い問題として見て行きたいと思います。
背景を知りたいです (ぺり・福岡・パートナー無・26歳)
ニュースや新聞記事等をみて、「個人への貸付審査がとても甘い」ローンだということを知りました。このようなローンがでてきた背景はどのようなものでしょうか。当初から多くの人が返済に困るようになることはわからなかったのでしょうか。私自身は、ドル安でドル建ての預金が目減りしたことで、お金の価値が相対的であることを実感しました。
先のことはわからない (tsukisan・青森・35歳)
年明け、何か新しいことを始めようと思い前から気になっていたFXを始めました。最初は調子よくて、みんなが言う怖さの意味がわからなかったのですが、サブプライムが深刻化していくのと同時にガタガタと下がり続けるドル。結局我慢できずに損切りしてしまったのですが、いつ何が起きるかわからないというのを実感しました。でもまた最近ドルが上がってきたので、損失分を取り返しつつありますが、あまり深入りするのはやめようと思いました。
ずさんな銀行も存在する (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
なぜ銀行は返済能力が無いとあらかじめ分かっている人にお金を貸したのでしょう。たとえ担保にとった不動産を差し押さえて回収したとしても、家を買った人の人生が破綻してしまいます。人の人生を食い物にしてまでお金を貸す、という行為が理解できません。NHKの「監査法人」というドラマを観ましたが、銀行のお金の貸し方は杜撰だったり、汚いな、と思う面があります。銀行の融資の仕方が気になるようになりました。
「格差社会」と銀行の関係 (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
「銀行は晴れた時に傘を貸し、雨が降るとその傘を取り上げる……」サブプライムローン問題を自分なりに理解しようとする過程にて、この言葉の意味が分かってきた気がします。「土砂降り」の客に傘を貸した結果、銀行の債権が焦げ付き、結局は銀行・客両者が苦境に追いやられた。一企業として銀行が生き残るためには、本当にお金を必要とする人々に貸すことができない現実。「格差社会」はかくして拡大していく…… 決して海の向こうの他人事ではない、という認識を新たにしています。
日本経済なんて (dokinchn・東京・パートナー無・43歳)
「米国がくしゃみをすると日本は風邪をひく」を実感しています。アメリカなしでは日本は生きていけないんだなあとつくづく思いますね。日本がどうがんばったって世界経済に与える影響なんてちっぽけなものしかないのでしょうか……。早くこの物価高に終止符をうってもらいたいものです。
どうもよくわかりません (palka・アメリカ・28歳)
信用度の低い人に貸付を行えば、一時的に消費拡大が起こっても、その後で延滞・回収不能が生じるのは目に見えていると思います。それでもこのようなことを始めた背景には、誰か大きな利益を得る人がいたのだろうと推測していますが、実際どうなのでしょうか。また、世界中の金融機関・融資会社が貸し出しを行った結果、世界的な打撃となったと聞きましたが、アメリカはこうなることを見越して世界にリスクを分散したのでしょうか。貸し出した側は適切にリスクを査定できなかったのでしょうか。
2日目の円卓会議の議論は...
冷静に考えれば理解できない。だから、わからない……。
今回は少し小難しいテーマであるにもかかわらず、皆さん、数多くの投稿を寄せてくださいまして誠に有難うございます。
多くの方が指摘しておられるように、件のサブプライムローン問題の大元は、俗に言う「低所得者向け住宅ローン」の焦げ付きにあります。もともと返済能力が比較的乏しい人々に、節操もなく住宅ローンを貸し出した複数の米住宅ローン会社の行為は、
ハッキリ言って詐欺同然であり、極めて悪辣なもの
であると言っていいと思います。
最初から「返済不能になれば、担保住宅を差し押さえればいい」。いや、そのずっと以前に「貸出債権を証券化して、第三者に売り飛ばしてしまえばいい」という考えのもと、住宅ローン会社が闇雲に“貸し出し件数稼ぎ”に走った──というのがことの真相です。
まして、貸出件数が急激に増加した当時は住宅価格の上昇が続いており、低所得者層は見る見る引き上げられる家賃を支払いきれずに、やむを得ず(業者にそそのかされて)ローンを組んで住宅を取得する道を選ばざるを得なかった……。要するに、ローン会社は人の足元を見て、その弱みにつけ込んだのです。
さらに、住宅価格上昇の「ユーフォリア」に惑わされたのか…… サブプライムローンの貸付債券を裏づけとして証券化された商品に、有名な大手格付け会社が高い格付けを付与し、それを過信して多くの欧米金融機関や有力ファンドが、その商品を何の疑いもなく購入しました。その結果、膨大な損失をいまだに決算で計上し続けているのです。
ハッキリ言って、何もかもが狂っていました。
一言で言えば「モーラル」の問題
と言えるでしょうか。
あまりに「常識ハズレ」なことが平気でまかり通ってしまう状況だった
ことは間違いなく、それが歴史的に幾度も繰り返される人間の過ちだとすれば、ザンネンと言うより他ありません。
重要なことは、ここで「それが人間と言うものだから…仕方がない」と諦めずに、
誰がどう考えても間違っていたと思われる過去の過ちを「二度と……」、いや「できるだけ…」繰り返さないように、今後、悔い改めること
だろうと思います。皆さんが「わからない」とおっしゃるのは、冷静に考えて「あり得ない」ことが実際に起きたからであって、わからないというのは非常に自然な感覚だと思います。
せっかくの機会ですから、今週は「なぜ? わからない=理解できないことが起きてしまうのか」を皆さんと考えたいと思います。ですから、
サブプライムローン問題に関する皆さんの「なぜ、わからない=理解できない」をもっとたくさんお寄せください
。
よろしくお願いします。
田嶋智太郎
経済アナリスト
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