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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第106回 根本かおるさん

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106
特定非営利活動法人日本UNHCR協会
根本かおるさん

引き金は、バグダッドの国連事務所爆破事件

根本

あまり拡大しなかった。そこだけで終わったんです。あるいは、コソボのときですけれども、任期の後半に、マケドニアで内戦があったんですね。で、アルバニア系の人たちがコソボに逃げてくる。コソボが避難地域みたいになった時期があったんです。で、マケドニアとの国境に近い場所に、避難してくる人々の状況を確認するために、私ではなかったんですが、コソボの現地職員が行って、帰ってきた。

その町を離れて10〜15分後だと思うんですが、マケドニア側から砲弾が、そこに飛んできちゃって、そこに居合わせた外国人ジャーナリストの方が命を落とされたりとか、ありました。

ネパールでブータン難民への支援活動をしていたときも、ネパール人が政府に抗議してよく道路封鎖や蜂起をしていたので、その巻き添えになりかねない場面もありました。ブータン難民キャンプでも、難民問題の解決方法をめぐって意見対立が激しくなって、ついにはキャンプ内のUNHCRのオフィススペースに火が放たれるということもありました。日曜日で職員が居合わせなかったのが不幸中の幸いでしたが。

佐々木

本当に危機一髪ですよね。

根本

身近な仲間ではなかったですけれど、同じ機関に勤める人ということでは、例えば、西チモールやアフガニスタンで同僚が亡くなったりとか、残念ながら、いろいろあります。やっぱり、亡くなった日はみんなで黙祷というような形で、こういったことがまた無いようにと、「memorial day」っていうのがあります。

佐々木

でも、そんなことを言っていられないというか、紙一重のところでやらなければならない仕事でもある。

根本

けれども、治安が不安定な場所での活動が多いので、仕事としてやっていく上では、そういう危険性に対処するスキルを身に付けていく必要があります。今は組織を挙げて、セキュリティーマネジメント、職員の安全管理を徹底し、管理者や実際のフィールドで働く人にとって、安全管理研修は必須になっています。

その引き金になったのは、2003年のバグダッドの国連事務所爆破事件だったと思うんですが、あれ以降は本当に徹底しています。現場で所長などをしていると、難民だけでなく職員の身の安全の問題もあるので、なかなか気が抜けません。24時間、オン・コールですよ。

佐々木

私が取材に行ったときは、「UNHCRというのがついていれば、襲われない」っていう、ある意味、安心感がありましたけど、国連のバグダッドの爆破以来、それも危ないということになったというところが、すごく大きな問題ですよね。

根本

やっぱり、我々にとっては、すごく活動しにくい状況になりましたね。ですから、本当に念には念を押して、という形です。

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