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杉山ちなみさん
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同じ筋肉ばかり使っていると、その筋肉が短くなろうとする能力が強くなっちゃって
- 杉山
実は今、かをりさん、すごくいい所を言ってくれたんだけど(笑)。
- 佐々木
いい所をつきましたか(笑)?
- 杉山
ついたんです(笑)。たとえば、同じ筋肉ばかり使っていると、その筋肉が短くなろうとする能力が強くなっちゃって、後ろの筋肉がリラックスする事を覚えちゃう。
そうなると、今度は後ろの筋肉が働かなくなっちゃう、という事を考えれば、たとえば股関節を曲げる筋肉が働きすぎて骨盤が前に傾いてしまうんです。そして股関節をちゃんと伸ばせなくなった人が、椅子から立ち上がろうとして、腰から上体を反り上げる事によって、ぎっくり腰になったり腰痛になったりという事も、ありえるんですね。
- 佐々木
すごく面白い。私たちの日常生活にも、大いに役立ちそうですね。痩せるためにただ「腹筋したらいい」みたいに思っていると、そんなわけじゃないっていう事なんですよね。すごく人気が出ると思うよ(笑)。
- 杉山
やりますか?
- 佐々木
やりましょうよ。イー・ウーマンユニバーシティで、「スポーツ・アスレティック・トレーナーが推奨する、体づくりの運動メニュー」。
- 杉山
いいですね! どうしても人間って、身体を前で動かすことが多いじゃないですか。字を書いたり椅子に座ったり。だから、お尻の肉が垂れるんですよ、正直な話(笑)。
- 佐々木
はい、よく分かります(笑)。
- 杉山
長い時間座っているんだったら、できるだけ立ち時間を長くするか、あるいは、立っている時間だけでもお尻に力を入れましょうよ、みたいな。
- 佐々木
そうですけれど、そこまでは、私でも考えます。でも、それには、どうすればいいんでしょう。
10/25
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