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杉山ちなみさん
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NSCAっていう「Strength」の資格も取ってきたんです
- 佐々木
何年間ぐらいチーム付を?
- 杉山
86年の10月から4年間働いたんですが、自分で勉強不足だと思って、バージニアの大学院に1年行って、その期間中に、先ほどのNSCAっていう「Strength」の資格も取ってきたんです。
- 佐々木
大学院では、どんな勉強を?
- 杉山
その頃は教育にも興味があったので、バージニアには、教育学部の中にアスレティック・トレーナー科があったんですね。で、そこならば、1年で修士が取れるっていう所だったので、行ってしまって。帰国後、また4年間くらいNECのバスケ部にいたんですけど、バスケ部がなくなるというか、ちょうどバブルが弾けて、会社の経営状態が段々厳しくなってきた時で、実業団チームが潰れ始めている最初の頃だったんです。それで、バスケ部がなくなるという事で、今度はNECの陸上部の方に移って、そこで何年かやっていた形になるんです。それで、2000年の6月にNECを辞めました。
- 佐々木
辞めて、どうされたんですか?
- 杉山
熱海に引っ越して。
- 佐々木
熱海。引っ越すのが目的で辞めたんですか?
- 杉山
一つはそうですね。あとは、陸上部のトレーナーをやっていて、自分のやりたい事と、少しずれてきたような気がしたのです。
- 佐々木
でも、熱海に引っ越したっていうのは、なぜ?
- 杉山
海が好きだったのと、父親の療養を兼ねて、とか思っていたんですけど、結局、家を建てる前に父親は亡くなっちゃったんですけれども。姉が、真鶴に嫁いでいたので、海が近くて、姉の家に近くて、とか考えていったら、「熱海、いいなあ」と思って。
- 佐々木
それで、思いきってNECを辞めて、熱海に引っ越しちゃったわけですか。仕事は何を?
- 杉山
仕事は、それまでずっと日大駿河台病院のドクターのサポートの下でトレーナー活動ができていたので、そのドクターの紹介で。日大で手術をした運動選手達が、群馬の病院にリハビリ入院をするんですが、そこの群馬のリハビリ病院が手薄だったので、週に2日でもいいから来てくれと言われて、熱海から新幹線代を出してくれるって言ったので、週に2日だけ、仕事をしていたんですね(笑)。
- 佐々木
NECを辞めて熱海に引っ越したけど、群馬に週2日、行ってた(笑)。
- 杉山
あとは、専門学校で週1で教えていたので、週に3日働く。小田原の近くにある専門学校だったのですが。
15/25
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