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杉山ちなみさん
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トレーナーの教育システムとしては最高の場所
佐々木
すごく充実した生活じゃないですか。トレーナーズルームというのは、どういうものなんですか。選手は、実際の選手が来ているわけですよね。
杉山
来ています。
佐々木
それは、大学と契約しているチームとかの選手ですか?
杉山
いいえ、大学の選手達です。私が行っていたUniversity of Iowaは、「Big Ten Conference」のひとつで、アメリカでもすごくスポーツの強い州であり大学だったんですね。NCAAの「Division 1」に属しているスポーツが多くあり、日本で言うと、インカレにいつも行くような、常連さんっていうんですか、そういう大学なんです。
だから、アメリカンフットボールも、ローズボウルに行くようなチームだったし、バスケットも、「Bulls」に選手を送り込むようなチームだったし、レスリングがともかく強かったんですね。これも、この後いろいろな話につながってくるんですけれども、レスリングで何千人という観客が集まり、大学のアリーナが埋まっちゃうっていう町なんですよ。日本じゃ、ありえないですよね。
佐々木
へえ。私、この前、レスリングを初めて見ました。知り合いの息子さんがアマチュアですが、日本一になったりしていて。
杉山
レスリングは、結構、はまるんですよ。本当にうちの大学はレスリングがすごく強かったし、女子のバスケットとかも強かったし。
佐々木
つまり、実習するための選手には事欠かない。
杉山
そうですね。そういう大学で授業を受けられるし、実技もできるし、選手達もいるし、トレーナーの教育システムとしては最高の場所だったんです。
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