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杉山ちなみさん
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「熱海合宿しようよ」
- 佐々木
もう、聞きたいことが山済みですが、先ほどでた熱海。住んだだけでは済まなかったとか。
- 杉山
はい。住んだだけでは済まなかったんです。私、熱海に来た時から、熱海の自然ってすごく好きで、もちろん、海があって、砂浜があって、坂道があって、伊豆山神社って、源頼朝と北条政子がデートをしたというスポットがあるんです。
そこの階段が、海のレベルから600段ぐらいあるんですね。そこの階段とか、ともかく自然の中でトレーニングができる環境なんですね。だから、いろんな選手を連れてきたんです。病院でのリハビリが終わったから、今度はこっちに来てやらない? という形で。
最初は、セパタクローの選手達を呼んだのかな。それとか、私は今、バスケットの選手を見ているんですけど、バスケットのチームを呼んだり、ラグビーの選手を呼んだりしていたんです。
「熱海合宿しようよ」みたいな感じです。それが結構、評判になって、一回来ると、リピートしたくなっちゃうみたいなんですよ。で、そういう環境があって、すごくハードに体を使えるんだけど、温泉がある。体を使った後に、リラクゼーションができる環境って、すごくいいなと。一昨年ぐらいまでは、全然その気がなかったんですけど、やはり熱海が、もうちょっとそういうこと、考えればいいのにって思うようになったんです。
それから、今、私がいる所が、「マリンスパあたみ」っていって、プールとジャグジーとか温浴室がついている温泉の施設なんです。スパがあって。その施設の部屋を1室借りて、リハビリとかエクササイズをしたいという方達に教えているんです。マシンとか何も置いていないんですけど。とにかく体の使い方を覚えてもらいたいという事で。
- 佐々木
魅力的ですね。
- 杉山
最近になって、医療法の改正があって、一つの怪我に対して150日とか180日しか病院でリハビリができない環境になっちゃったんですね。で、すごく良くなってきたにもかかわらず、151日目とか181日目には病院から退院しなくてはならない、あるいは、リハビリをもう見てもらえない環境になってしまうんです。
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