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116
慶應義塾大学大学院教授
古川享さん

非常に健全な産学連携ができるんじゃないかと

古川

そのときに、若い人で野心を持っている人が何をするかというと、転職か、会社を辞めて2年間ぐらい自分の価値を高めるために、海外でMBA取ってこようかなとなるでしょう。戻ってくると、もうこの会社にいるのがバカらしくなってきてしまって、転職して、もっと給料が高いところに行くか、自分で起業してしまう。

結局、企業にとっても必要な人材が生まれてこないし、企業とすると、何かにチャレンジしようにも、大きなお金を投資するのはあまりにも怖いからコンサバになってくる。それで若い人に、「いいからチャレンジしてみなさい」と任せることはできなくなっちゃうので、そこをうまく解決するにはどうしたらいいかということなんです。

じゃあ、そのプロジェクトが、海のものとも山のものとも分からないよっていうときに、大学院での研究として回してみて、さらに調査し、レポートを書いておしまいですっていうのじゃなくて、一度世の中に商品としてデビューさせてみるのはどうか、と。

そこまで全部付き合ってみて、これ、デプロイメントというんだけれども、研究論文を出したり、資料を提出したり、レポートを書くだけじゃなくて、その商品を実際に作ってみて、出してみるとかしてみたり。もしすでに世の中に存在しているものがあるんだったら、その上に新たにサービスをのせてみて、それが別の価値を生むかどうかを実際に世の中に問いかけてみたりする。

それで結果が出たら、1つは、複数の企業から来ている場合は、その成果を持って、個々の企業に戻れば、人脈を作ってもらえ、そのまま企業同士が勉強を続けるだろうし。または、5つの会社から2人ずつ出ている10人の人間が「僕らは会社に戻らずに、これをテーマに、起業したいんです」と言いだしたらね、彼らを送り出してくれた企業がイニシャルのオプションとして出資する権利を持つとか。そういう社員が生まれれば、非常に健全な産学連携ができるんじゃないかと。

佐々木

実態に沿った理想のかたちですよね。

古川

というのは実は僕自身が、大学に行こうと思って3回すべってから大学に入ったけど、2年目にしてもう、秋葉原の店員さんをやって、アメリカに留学して、そのままドロップアウトして、アスキーに入っちゃった人間なので、自分自身が行きたかった大学の姿というのはなかったんですよね。というか、結局大学でやりたいことを、ちゃんとやっている場所がどこの大学にもなかったというジレンマがあった。

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