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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第12回 大平 健さん

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12
聖路加国際病院 精神科部長
大平 健さん

「憑く」瞬間

大平

それから7、8年たって、あるノートを久しぶりに見つけました。それは研修時代、先生が「これはこうでね」というように、世間話みたいに話していたことをメモしていたものだったんです。

読んでみるとその中には、自分で見つけ出した「精神科の極意」の内容もすべて含んでいたのです。自分で考えたと思っていたテクニックが、全部先生の教えの中にあったわけです。これには驚きました。

たとえば診察中に、自分の力では対処できない患者さんが出てきたりする。そういうときに、最初に教えてもらった先生だったらどうするかな、と思ったら、もうすんなりできちゃうんですよ。その先生に成り代わっちゃう。ずっと見ていたわけですから。

「憑く(つく)」と称するんですけど、精神科医には、そうやって先生がうしろについていてくれる。だからたくさんのいい先生に習っていれば、いろいろなケースに対応できるようになってくる。

佐々木

全然レベルは違うかもしれないけれど、通訳者の仕事でも、やはり「憑く」というのがあるんですよ。話し手と一心同体になる瞬間というのがあって、その人が何か言う前に話す内容がわかるんですよね。そして、本当に同じこと言う。すごい、と快感を覚えたことが何回かあります。

先ほどお話したトレーニングなどは、わたしも最後は通訳でなく、トレーニングも何回かしましたが、まさに、通訳のときに見たアメリカ人のトレーナーが自分に乗り移るような感じで、進行していったのを思い出しました。

大平

徒弟というのは、そうやって伝えられてゆくんじゃないでしょうか。

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