ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第144回 鎌田由美子さん

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東日本旅客鉄道株式会社/事業創造本部 地域活性化部門 部長
鎌田由美子さん
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200パーセント以上なんていう伸びのところもあります
- 佐々木
JRの中で鎌田さんの人事評価っていうのは、売上も連動しているんですか。大企業の中で、どんな視点で鎌田さんの人事考査があるのですか。
- 鎌田
どういう評価をされているんだろう。よく分かんないですね。エキュートの時は会社の業績評価がありましたが、今は数字だけではないと考えてます。ただ、ひとつひとつの案件については、投資を何年でどういう形で回収できるかきちんとオーソライズされないと先には進めませんが。
- 佐々木
そうですね。利益がありますよね。
- 鎌田
毎年の目標や方向性は決めていますから、数字的なものも出ていないわけではないですけど。
- 佐々木
今も鎌田さんご自身も各プロジェクトのPL・BSを見ているわけですよね。
- 鎌田
当然見ています。
- 佐々木
この不況は影響が出るものなんですか?
- 鎌田
いや、やっていなかった事業ですからね。やっていなかったことをやったから、200パーセント以上なんていう伸びのところもありますし。高尾駅などは、元々、これは大正天皇がお使いになられた駅舎で、すごく雰囲気がいいんです。
この駅で、八王子織りを中心に日本の各地の織物を扱ったり、キッチン用品とか。食品も地元の米屋さんの米粉のパンを販売したりとか、週末の産直市とか地元カラーが中心なんです。そして、数字もまたいいですよ。
- 佐々木
そうだと思いますよ。私も地方に駆け足で行くから、駅で地元のものが見られたり、食べられたり、学習できたりすると嬉しいですから。
- 鎌田
全部、金太郎飴的になっているんですよね。
- 佐々木
そう。どこの駅に行ったのか、どの空港に行ったのか、わからないくらい、みな同じ。
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