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秋元征紘さん
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生き残るための“achievement”
- 佐々木
お話を伺っていると、スタートのところから、自分がよりよいポジションに行くっていうことにすごい貪欲だったように思います。どの会社かはわからないかもしれないけど、いつかは社長になりたいんだとか、トップに上がりたいんだという出世意欲みたいなものは、とっても強かったんですか。
- 秋元
うーん、そうですね。29歳で主計将校だったおやじが、フィリピンで戦死してることが理由にあるのでしょうか。
おふくろやおばさんとか、いとこなんかと住んでいて、世の中の人は普通にお父さんとお母さんがいて、しかるべき会社に行ってますよね。いつもそういうのからはずれてたので、おやじが死んじゃったんだから、どこか“achievement(達成、完遂)”しなくちゃいけないというところがあったのかもしれませんね。普通の人よりも努力しないと無理だなと思ったんですよね。
あとは自己表現。なぜ社長になりたかったかというと、別に大会社で社長になって威張りたいというイメージじゃないんですね。やっぱり自分の表現ができるとか、一言で言うと、わがままを実現するためにはある程度パワーを持たなくちゃいけないとか、経済力を持たなくちゃいけないとか。生き残るにはそういうふうな“achievement”があったほうがいいなと、そういう感じですよね。
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