ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第16回 秋元征紘さん

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秋元征紘さん
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勝ち組と負け組の違いは?
- 佐々木
秋元社長にとって、勝者とはどういう定義ですか?
- 秋元
勝者っていうのは、自分がまずここへ行きたいという勘が優れている人ですよね。こうなったらいいな、とか誰でもふっと考えてるようなこと、電車の中でもいいんですよ。
それを考えて、今度こんなことしたいと。たとえば、今度ハワイに行きたいとかですね、あるいはオーストラリアに行きたいとか、パリに行きたいなとか、それもいいと思うんですよね。
「こうしたいな」と思うものが、そういう感じでパッとひらめく。非常にプアなことを考える人と、「●●したいな」という“objective(目標)”を設定できる人がいますよね。この差だと思うんですよ。
これは何かというんですけど、遊んでいる人たちですよね。好きなことをやっているということ。それはマニアックにやるということではなくて、好奇心をうんと持ってやるということ。絵でも音楽でもなんでもいいんです。日本の場合は誤解があって、そうすると深入りしすぎちゃう、「オタク」になっちゃうんです。
オタクになる前に、もうちょっと広く見てね、「これはいいな」「あれはいいな」と、いいものを見つける目を目を養うというかね。そうすると、それを夢見ますよね。それに対して常に行動できる、しかもタイムリーにね。
- 佐々木
どうやって鍛えるんでしょうね。いろんなものを見る?
- 秋元
やることじゃないですか。スポーツなんかそうじゃないですか。見てたって駄目ですよね。
僕はホノルルでフルマラソンもやりました。あまりが才能なかったので、5時間くらいかけて走ったんですけど。でも、やってみれば世界が開けるんですよ。すごくいいですよ。走ったら。
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