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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第3回 石川 雅仁さん

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3
株式会社ニュートリション・アクト 代表取締役社長
石川 雅仁さん

「天然」がいい理由

佐々木

ビタミンC一つとってもいろんな種類があるし、摂り方によっても効果が全然違いますよね。

石川

はい。

佐々木

ビタミンCですと、素材は何種類くらいありますか?

石川

ビタミンCって、化学記号で言ったら1つしかないんですね。「アスコルビン酸」が正式名なんですけれども。それが原材料になった時に、変化をしてくるんです。

たとえばアメリカにある「アスコルベイト」っていう原材料は、アスコルビン酸にカルシウムがついているんです。なぜカルシウムをつけてるかっていうと、ビタミンCをアスコルビン酸だけでたくさん摂ると、酸が強くて胃が荒れちゃう人が大勢でる。ところが、それにカルシウムを結合させると、非酸性になるんですよ。強い酸が優しくなる。ですから、ビタミンCでも、形を変えた原材料がいっぱい出ているんです。でも、化学記号で1つですから、ビタミンCと言われる分子は、合成でも天然でも1つしかないんですよ、実際は。つまり、天然のビタミンCとか言われてますけど、天然のアセロラに入っているビタミンCだけを抽出しても、合成で作られたものと同じ分子記号になってしまう。

佐々木

じゃ、ビタミンCは天然でも合成でも、効果も何もかも同じだということですか!? わたしは、ローズヒップのビタミンCとがいいのかと、選んでいたこともありますが。

石川

そう、そこでアメリカの考え方が出てくるんです。ローズヒップの中に入っているビタミンCは、合成と同じアスコルビン酸なんです。でも合成のアスコルビン酸と、ローズヒップが原材料のビタミンCと、どちらがいいかっていったら、絶対ローズヒップのほうなんですよ。

これは簡単な理由で、ローズヒップの中にはビタミンC以外にもバイオフラボノイドなど他の成分も入っているからです。それによって、10対1で効果を促進するという、相互拮抗作用、というのがあるんです。ビタミンCを単体で摂るよりもさらにビタミンCの能力が引き出されるんですね。だから、天然であるローズヒップに入っているビタミンCを摂ったほうが合成よりもいいという、これだけの違いなんです。

佐々木

効果が高いわけですね。

石川

はい。だけど、ローズヒップからビタミンCだけをとってしまったら、同じなんです。そういうことなんです。

佐々木

いい仲間といっしょにいると、単体よりも10倍の効果を発揮できるなんて、イー・ウーマン的には、コミュニティ効果とでも言うのでしょうか(笑)。いい仲間に囲まれると、その人の能力が伸びる。よくわかります。

石川

そういうことです(笑)。

佐々木

わたしは、先ほどの食経験という考えから、自然のほうが安心と思っていました。ですから、サプリメントも15年以上摂っていますが、まずはその前に、食材から摂りたい、カラダに良い食事を、と考えています。そもそも自然が作り上げた食材なら、総合的にうまく作用するように仕組まれて生まれてきて存在していると考えているので。それは基本的に正しい考え方ですか?

石川

ええ、基本的っていうよりも、それがたぶんすべての原点だと思うんですね。本来であれば、サプリメントを必要としないほうがいいんです。普通の食事で栄養素が摂れて、食事で健康が維持できるっていうのが一番自然であり、一番いい形なんですね。

佐々木

でもたとえば、野菜一つとっても、今では栄養素がどんどん少なくなってきてるでしょう。

石川

そうなんです。ホウレンソウだと、10年前に比べると、ビタミンや鉄分が3分の1になってしまっているとかね。土壌の問題や、いろんな環境の問題が関係していると思うんですけどね。

だからそういう意味では、食事で摂れない分をサプリメントで補うということです。サプリメントっていうのは、「補助する」とか「補強する」という意味ですよね。だから、食事をせずにサプリメントだけ摂ってると健康が維持できる、っていうのは、絶対ありえないです。

佐々木

そしてサプリメント自体も自然の原材料のほうが、やっぱりいいってことですよね。

石川

そうです。ビタミンCでも、合成ものを摂るよりは、ローズヒップという形で摂り入れたほうが相乗効果が高いように。そういう意味で、天然の主原料のもののほうが、いいということです。

ただ、この世界は複雑なんです。今まではビタミンCの話でした。相乗効果、という点での違いを説明しました。ではビタミンEについてはどうかというと、これは、合成と天然では、成分がもともと違うんです。分子の形が違うんです。ビタミンCの場合は、分子量が120前後と小さいので、合成でも簡単に同じ分子の物が作れます。だけどビタミンEみたいな油ものっていうのは、分子量が大きくて、500前後なんですね。それを正確に合成で作ろうと思うと、極端に言えば「できない」と考えていいんですね。近い形にはできるんですが。ですから、ビタミンEの天然と合成の違いはというと、天然に100%の活性能力があるとすると、合成では70%しかないって言われているんです。

栄養素によって合成のものが悪かったり、天然のほうが良かったり、すごく複雑なんですね。だから本来は、その栄養素ごとに、天然か合成かっていう見極めが一番大事になるところだと思うんですね。

佐々木

今わたしは、この前教えていただいた「リカメン」、「オキシカイン」を摂ってるんですが。「オキシカイン」は写真のインパクトが強くて(笑)。あのメロンを見たら、摂らずにはいられないっていう気になるわけですけれど。あれは、普通のメロンだったら何日かたつとば萎びてしまうが、オキシカインが入っているメロンは、ずっと長持ちしていて、酸化しないということですね。つまり、老化しにくいっていうことですよね。

石川

そうです。オキシカインって原材料名なんですけども、簡単に言うと、そのオキシカインが摂取できるメロンっていうのは、遺伝子の組換えをしないで品種改良されたメロンなんです。リンゴでもそうですけど、下のほうを切って置いておくと、酸素に触れた部分ってどんどん茶色くなってく、つまり酸化していくわけですね。それと同じように、メロンも切って置いておくと、中がどんどん酸化して腐っていくわけなんです。だけど、オキシカインがあるメロンは普通のに比べて、SOD(Super Oxide Dismutase:スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)と呼ばれる酸化をくいとめる酵素を多く持っているんです。SODは、わたしたち人間も、植物も持っていますが、あのメロンは、その酵素が普通のメロンよりも5倍ぐらい多いんです。だから普通のメロンに比べると、極端に言えば5倍劣化が遅いということなんです。それで、そのメロンにたくさんのSODが含まれているので、そこからSODを抽出して……。

佐々木

メロンから取るんですか?

石川

はい。そのSODから作られたのがオキシカインっていう原材料なんです。

佐々木

リカメンは、深海の……サメですか?

石川

タラです(笑)。

佐々木

どうも深海って聞くと……。失礼いたしました。タラですね。

石川

はい、リング・フィッシュと呼ばれているタラ科の魚で、北大西洋だけに生息しているんです。しかも、1,500メートルから2,000メートルぐらいの深海に生息している、いわゆる深海魚。

リカメンはローマ時代からの歴史があって、ベトナムのソースで使われるニョクマムという魚から取った魚醤と作り方がほぼ同じなんです。その魚を深海でどうやって獲るんだよっていう話がよくでるんですけど、年に1回だけ産卵で浮上してくるんです。それを捕獲するんですね。

佐々木

産卵した後? 産卵する前に獲っちゃうと、どんどん少なくなっちゃう。産卵した後がいいですよね、できることならば。

石川

たぶん産卵後だと。タラ科なんで、絶滅というよりは、もうすごい数になるので、まあ絶滅っていうことはないとは言われているんですけどね。

佐々木

わかんないですよ、御社がたくさん使って、絶滅しちゃうかもしれないです(笑)。

石川

組合で獲る量も決まっているみたいなので(笑)。それに魚肉の部分も食用で使うんですよ。

そのリングフィッシュは、自己発酵するんです。魚肉も含めて脳みそから骨まで、発酵します。魚の一番いいところって、魚の油とタンパク質なんですね。ちなみに、今、アミノ酸が体にいいって騒がれていますけど、タンパク質はアミノ酸の塊なんですよ。それで、魚を発酵させる時に、タンパク質を自分の酵素で分解して、アミノ酸とか、2個以上のアミノ酸が結合してできたペプチドっていう形にしていくんですね。それが非常に昔から有用で、おいしかったり、健康に良かったりするんですけども。

それが、普通のタンパクですと、化学物質を入れて、加水分解をしてからアミノ酸を作るんですけども、リングフィッシュからは、魚自身が持つ自分の力、つまり自然の力でペプチドとかアミノ酸を生成できる。化学物質を一切使わないでできたものがリカメンなんです。そういう意味で、そのローマ時代から伝わった製法を持っているということなんです。それを科学的にどんな効果があるか、というのをわたしたちが検証したことになると思います。

佐々木

体にはどういうふうに作用するんですか?

石川

いくつかあります。まず、ペプチドアミノ酸なんで、循環器です。血液の流れ、血行がよくなります。一番効果が表れやすいのは、コレステロールが下がるとか、血圧が下がるとかの働きですね。それと、疲れのもとになる乳酸の分解が速い。そして更に、脂肪の分解が速いということです。スポーツにも使えるし、ダイエットに使う方もいらっしゃいますし、おいしいので食べる方もいらっしゃいます。そのほか、循環器、動脈硬化のような病態を予防するために摂るという方が、フランスにはいらっしゃいます。

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