毎晩、家族と食卓を囲む

佐々木

お忙しい中、食生活や健康管理についてはいかがですか？

林

健康管理はきちっとしていましてね。週2回スポーツジムで水泳、あとは朝晩25分ずつストレッチをやって、そしてわたしの一番楽しいことは、家族と食卓を囲むことなんです。なるべく夜のお付き合いはランチにしてもらって、家にいち早く帰って家族でご飯を食べることを大切にしているんです。当番制で炊事もしています。家族とご飯を食べている時は幸せでワクワクしてきちゃうんです。

佐々木

お子さんのころは、ご家族で食べていました？

林

食べられなかったんです。父は仕事で留守がちでしたし、母親と二人きりが多かったですね。

なんでこんなに人のためになりたいのかな、と考えると、原点は中学・高校の時にあるみたい。よそのうちでご飯を食べさせてもらっていたのよ。あったじゃないそういうの。あなたは？

佐々木

わたしはおいしそうなにおいがするとトントンとドアを叩いて、「あなたのうちはシチューですか？　わたしにも食べさせてください」って（笑）。

林

やったの？　すばらしい！　いくつぐらい？

佐々木

幼稚園かそんなころですね。アパートでしたが、鼻が利くので、食べたことがないにおいがすると、上がりこんでいたらしいです（笑）。