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戸田江里子さん
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創業期から成長期へ。新たな問題が勃発!
- 佐々木
そうすると、いまの一番の経営上の課題はなんですか?
- 戸田
第1ステップとして、みんなで頑張ってこういう組織を作ることが一応できたので、次はこういう人的ネットワークを活用した収益の拡大ですね。イコール仕事の受注を増やす。仕事の質もあげて。
子どもが何とかで行けません、っていう人のレベルの時は、会社側としても、「入力して何円」みたいなタイプの仕事ばかりだった。だから、そういう人たちしか集まらないってことがあったんでしょうね。やはり創業期っていうのは、そういうところがあるんですね。一応、それはクリアして、いい方たちが集まったんです。だから第2ステップでは、収益の拡大という目標を立てているんです。
逆に今度は、組織が頑張ろうっていう中についていけない人が、初期の頃からやっている人の中で出てきて、それをどうしようかっていうのが悩みですね。
- 佐々木
どの組織もそうだけど。組織には成長スピードがあって、そこにいるチームの中でその会社のスピードと一緒に歩める人と、スロープの角度がちょっと違うために、だんだんズレてきちゃう人がいるものですよね。
でも、以前、ある助言をもらったことがあります。つまりは、企業とはそういうものだと。そのような人が出てき、新しいスピードと傾斜にあっている働き方の人を招く。その繰り返しだ、と。どちらが良いとか悪いということではなく、違いがあっては組織はうまくいかないから、それで良いのだと。ちょっと、気持ちが楽になったのを覚えています。
- 戸田
まさに、その通りで。
- 佐々木
そうすると、今の事業規模がどれくらいかわからないけど、それを何倍にしていこうという夢を実現するためのプランを立てている、ということですね。
- 戸田
立てています。まず、1億の壁は越えられそうなのですが、まだまだ企業体力としては小さいので、そのケタを増やして……。
- 佐々木
10億にしたい? 10億円企業。
- 戸田
5〜6年以内に。夢ですから。語るだけはタダですから(笑)。
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