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江端貴子さん
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仕事ってこういうことだとわかってきた
- 江端
読んでいました。それから、単に管理するだけではなくて、催促も必要だと学びました。「この期限までに仕様書を提出してください」と各チームに回すのですが、きっちりと期限を守るチームがあれば、常に遅れるチームがあったり、期日は守るけれど内容がダメというチームがあったりと、さまざまでした(笑)。
仕事って慣れていくと、こういうことがだんだんと分かってくるじゃないですか。そうすると、こっちも先に気を利かせて、「どうせこのチームは期日に遅れるだろう」ということで、期日を繰り上げたりしましたね。
いま思うと、いわゆるプロジェクト管理のような作業をしていたのです。実際に学ばせてもらっていたんだと思いますけどね。
- 佐々木
それで2年目には、めでたく地銀のプログラムを作ることになれたのですか?
- 江端
ええ、めでたく。
- 佐々木
具体的には、何を作ったのですか?
- 江端
通帳のプリンターです。だから、自分が作ったプログラムがちゃんと動いて、通帳に「入金いくら」とか記帳されると、「やった!」とうれしかったですね。
- 佐々木
それは感激するでしょうね。富士通には何年?
- 江端
全部で8年です。プログラマーからスタートして、最終的にはSEや企画の仕事もしました。
- 佐々木
様々な基礎を学び、挑戦し、夢をかなえてくれた富士通を辞められたわけですが、そのきっかけは?
5/22
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