ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第42回 江端貴子さん

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江端貴子さん
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突然、専業主婦に
- 佐々木
先ほどから「なんだかわからないけど…」という枕詞つきで、フルブライトに合格し、MITでMBAを修め、許せない人(笑)と思ってしまいますが、そんな江端さんが私は大好きですし、尊敬もしています。子供も同じ歳ですし。高い目標にまっすぐに歩かれ、獲得する。そんな江端さんから突然、「会社(アムジェン社)を辞めました」という知らせを受け取った時には、本当に驚きました。何がおきたの? 会社は大丈夫? と。
- 江端
友人全員が驚いたらしいですよ。年賀状でお知らせした方が多かったので、2004年の年始早々、電話をかけてきた人もいて、「本人が出たから病気じゃないんだ」なんて言われましたよ(笑)。「どうしちゃったの?」といろいろな方から聞かれましたね。
- 佐々木
私は江端さんが抜けた後の会社の行方が、ひとごとではなく心配になりましたよ。マーケティング、法務、財務担当の役員が抜けたんでしょう? 会社はどうするんだろう? 江端さんも、よほど良い次の仕事が見つかったのだろうと思ってました。でも伺ったら、「転職はしないで、子育てをしている」という答えで、さらに驚きました。
- 江端
子どもが生まれてからは二世帯住宅を建てて母と同居してきたのですが、平日はほとんど母が、子供の面倒を見てきてくれていたのです。だから、私の家族は朝は家族3人で食事をしますが、それ以後は、夕食から、お風呂から、寝させるまで、すべて母が息子の面倒を見てくれました。
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