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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第47回 伊藤 隼也さん

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47
写真家・ジャーナリスト(医学ジャーナリスト協会会員)
伊藤 隼也さん

意味あるセカンドオピニオンとは

佐々木

イー・ウーマンに参加してる方々は、非常に積極的で、たぶん病気になるとさまざま、病院も治療法も調べるだろうし、比較的一般の方よりセカンドオピニオンを求めるんじゃないかと思うんです。伊藤さんがご覧になっていて、セカンドオピニオンをもらいに行くっていう人は増えてきていますか?

伊藤

だいぶ増えてるけれど、本当の意味でのセカンドオピニオンが出来ているかどうかはすごく難しいですよね。

佐々木

例えばどういう?

伊藤

例えば、本当にセカンドオピニオンを受けるのだったら、すべての情報を持って行かなきゃいけない。「私はセカンドオピニオンを提供します」というお医者さんって、結構いるんです。それはあまりリスクがないから。

でも、セカンドオピニオンを求める患者さんに、最初のお医者さんが、すべての資料を出さないと意味がないんです。受けるのも難しいかも知れないけれど、出す側の方が、自分の診療が全て明らかになるので……。

佐々木

そうか、情報の出し渋りの可能性があるんですね。

伊藤

レントゲンだとかMRIだとかの画像データもそうだし、カルテもそうだし、その患者さんに関するすべてのデータを平然と渡せるドクター、病院というのは、非常にある意味ではいい病院のひとつですよね。

佐々木

じゃあ、セカンドオピニオンは重要ですが、その前に、「セカンドオピニオンを求めたいので資料をください」と今の担当医師に言ったときに、全部の情報を出してくれないなら、そもそも変だ、ここはやめたほうがいいと。

伊藤

もうそこは、さようならーっと。カルテはもちろん、検査データーやMRIやCTは、そもそも患者さんの情報なんだから、患者さんのものじゃないですか。それを出さないなんていうのはとんでもない。

佐々木

セカンドオピニオンの取り方としては、MRIや心電図、カルテなど結果すべてを持って全然違う病院に行って、「これらのデータから何を判断しますか」って聞くんですよね。「前のお医者さんはこういうふうに言ってるんですけど」って先に言っちゃいちゃいけないんですよね。

伊藤

そうです。ただあとはね、同じ病気でも進行の仕方がいくつか、あみだくじみたいにあるんです。例えば、同じ病名でも手術をした方がいいと思う人としない方がいいと思う人といる。乳がんなんかでも、ちょっと取るのかいっぱい取るのか、みたいな。

そのときのセカンドオピニオンって、実はけっこう難しいんです。いわゆるポテンシャルのある医師に相談しに行かないとならない。

誰でもやっぱり自分のやりやすいところに誘導するというのが基本だから、そもそも、内視鏡ができない医師のところに行って内視鏡のことでセカンドオピニオンを求めに行ったら、「それは止めたほうがいいですよ」と言う確率は高いですよ。自分じゃできないから。

佐々木

そうか、医者も、自分の苦手な治療法をさけるような提案をしがちだから、一人目の医者の技術より、ある意味、上回るような人を探してセカンドオピニオンを受けないと意味がないんですね。でもそこまでくるとやっぱり私たち側の情報量が不可欠。

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