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48
青山学院大学文学部教育学科助教授
古荘純一さん

実体験より仮想体験?

佐々木

すごく面白い視点ですが、それがもしかすると、不安や犯罪の理由になる可能性があるわけですね。

古荘

これもね、いくつもの要因があって、一つで言うのは難しいとは思うんですけれど、結局、いろんなことが先に情報として入りすぎてしまって、順を追って自分自身の経験として確立していくことがうまくできなくなってしまって、確立させるまでの時間が長くかかってしまう。まあ、いい説明かどうか分かりませんけれど。

佐々木

つまり、本来であれば、できるかできないか考える前に「まずやってみなさい」という時期があって、「ちょっと楽しいな」っていう思いを先にすることができた。そんな順番を追っていくと、後に知識や情報が増えたときにも、過去のいい体験がうっすらと記憶に残っていて、課題を乗り越えることも可能なのに、今の子どもたちは、実際に自分が体験する前に、マンガやゲームやテレビや、さまざまなところから、情報や言葉だけは全部入ってきちゃう。

古荘

だから、実体験でなく、仮想体験だとか疑似体験ということですよね。佐々木さんが先日の「日曜討論」で、子どもたちは多くの大人に接するということが必要だとおっしゃってたんですけれど、それによって足りなかった実体験をどんどん積み上げていくことになる。メディアだとかで仮想体験するよりも、ずっと必要なことじゃないかとは思うんですよね。

佐々木

そうですよね。自分の子どもを見ても、おっしゃるように、仮想体験が多いと思います。それこそ、自殺だ、いじめだ、離婚だ、浮気だと、5歳にして言葉を知っている。そしてちょっと夫婦で口論になると、「ねえ、離婚しないで!」と子どもたちが叫ぶ。ちょっとしかられると、「私をそうやっていじめるのね!どうせ私は必要ないのよ。ごみ箱に私は捨てられていくのよ」とか。ドラマチックなんです。どこでそのせりふを覚えたの? という感じです。

先日は知人がお子さんをしかってドアの外に出したんだそうです。そしたらいきなり、「助けて!」って叫んだので、あわてて家の中にいれることにしたとか。子どもがいじめられ、親から虐待されているニュースも見ていて、それを活用してくるという現実。

古荘

親にも友達にも教えられていないことを情報として持っているということですね。

佐々木

理解し切れていないけれど情報を山ほど持っている子どもたちを、私たちは、自分の感覚や過去の経験からでは指導しきれないと思うのですが。

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