ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第51回 玉塚元一さん

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玉塚元一さん
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ダイバーシティ
- 佐々木
いろいろな目を、というですね。
- 玉塚
そう。いろんな意思決定をしていくのはホント厳しいですよ。やっぱりそこでお客様に認めてもらう付加価値を提供していこうとした時に、僕と柳井さん、二人で考えていても、勝てる解決策というのは絶対出てこない。
- 佐々木
そうかもしれない(笑)。多角的視点は情報として不可欠です。
- 玉塚
ですよね。いろんな意味でのダイバーシティを持ったレベルの高い多様なチームが、知恵を絞って、お客様視点で考え抜くことをしないと絶対に勝てない。性別も、国籍も、個人としても、組織には多様性が大切です。
クリエイティブな人間ばっかりでもダメですよ。そこにすごく論理的な思考がなきゃいけないし、ロジックな人間とクリエイティブな人間が同時にいなくてはいけない。今のファーストリテイリングの経営チームは少し偏っているかもしれないですね、ダイバーシティという観点で言うと。
- 佐々木
確かに、ユニクロサイトで経営陣のお顔を写真で見ると、偏ってる気が……(笑)。やっぱりお店から感じる雰囲気と、サイトで経営者一覧のページを見た時と、ちょっと違いますね。
- 玉塚
でしょう? だからそこにやっぱり女性もいて欲しい。
- 佐々木
ダイバーシティといっても、まず第一歩が女性活用、ということなんですね。
12/21
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