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進藤奈邦子さん
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国連機関で働く、ということ
- 佐々木
そもそも日本の国立感染症研究所でも主任でいらっしゃって、当時からテレビや新聞など、感染症のニュースで、よく進藤さんを拝見していましたが、日本のトップ機関で仕事をしているのと、WHOという国際機関での仕事は、違いますか?
行くとまたそれは全然違うダイナミズムがある? 舞台が違います?
- 進藤
私は、どちらかというとテクニカルな背景が非常に強いという立場で行っているんですね。WHOは科学に根ざした判断がとても重要視されるところだと思うの。
それにしてもやっぱり私のポストぐらいから上は、外交官扱いなので、外交官としての責任も持たされるし、日本からも外国からも外交官として扱われるわけ。
国連の中で外交官扱いされるっていう事は、国の代表でもあるし、WHO、世界の代表でもあるわけね。
それに伴う特典もいろいろあるわけだけど、それに伴う責任も増えてくる。だから科学者としてだけではなくて、特に今までの3年間は、私は日本政府を代表して行っている立場もあった。
- 佐々木
派遣されているから。
5/29
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