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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第57回 茂木 健一郎さん

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57
脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
茂木 健一郎さん

学びたくなる気持ちをつくる「安全基地」

佐々木

でもどちらかと言うと、日本では、記憶力=頭の良さ、という考えで教育も進められてきたように思います。

茂木

そうですね。ただ、時代はおそらく変わると思うんですね。つまり、単純な記憶自体は、こういったパソコンなどのデバイスでできちゃうわけだから、マーケットの中では、単純な記憶力を持っている人って、あまり価値がなくなって。

今一番評価されるのは、コミュニケーション能力であるとか、発想力、創造性、そういうところですよね。そうなると、ますます単純に記憶を再現するということよりも、自分の体験をいかに整理していかに新しい意味を見出すかということが問われてくるわけです。おそらく学校教育の現場も変わらざるを得ないんじゃないかっていうふうに思いますよね。

佐々木

子どもの教育に関して言えば、この前「安全基地」という考えをお話されていましたよね。安全基地、つまり母と子とか、教師と自分というような人間関係の中で、子どもが、安心・安全な環境に自分がいると感じているかどうかが、ものを知りたいという意欲と関係があると。

茂木

そうですね。それがないと、いろんなことにチャレンジしようという欲求が出てこないわけですね。個々のスキルを学ぶということよりも、はるかに重要な発達上の課題が、誰かが安全基地を提供してくれていて、その人に対して愛着を持つということ。愛着を持てるかどうかということが、子どもにとっての最大の課題だっていうことを、イギリスの心理学者、ジョン・ボールビーが見つけたわけですよね。

だから、愛着さえ持てるような関係が成立すれば、その後は勝手に子どもが学んでいくと、そういうひとつ上位の概念を、ボールビーは出したわけで。これはそういう意味で言うと、極めていろいろなところに当てはまる話だなあ、と。

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