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パク・ジョアン・スックチャさん
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社員と会社のニーズをマッチさせていく
- 佐々木
そうすると、じゃあ企業に対して、パクさんのようなワーク/ライフ・コンサルタントっていうのは一体何をどういう風にしているんですか。
- パク
それぞれの企業にとって、何が課題かという意識調査をして、社員のニーズと会社のニーズをマッチさせていくんです。優秀な人材の確保や定着だったり、生産性向上だったりをめざして。
- 佐々木
研修じゃなくて、コンサルティングということですね?
- パク
そう。でも日本企業はそこまでやらないところが多いです。海外はすでに個人個人が自分の課題をわかって行動しているので、コンサルタントはそのあとのことをコンサルティングなどをするんですね。
- 佐々木
具体的には?
- パク
たとえば、社員のニーズが自己啓発だったとした場合に、社員が勉強できる時間っていうのを作るために、労働時間を8時間未満にするのか、労働時間を下げずに柔軟性がある働き方にするのかを検討していく。柔軟な勤務形態に関しては導入と運営がスムーズにいくようにガイドライン開発や、管理職と社員に教育を提供します。
研修の場合は、社員たちが自らの仕事のやり方を抜本的に見直すようなことができる研修を入れていきます。
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