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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第59回 野口 健さん

win-win

59
アルピニスト
野口 健さん

コーヒーのCMでアピール

野口

国立公園は、環境省が責任をもって守らなければいけないわけですね。だから、環境省に行って、「あそこの水源地、やばいですよ」と言いました。そしたら環境省の方がね、やっぱりわかっているんですよ。「このままいったら、いずれあそこの水源地が汚染される。でも、入山規制とか、いろいろやると地元の団体が騒ぐ」と。以前、尾瀬が荒れて、一時、入山規制をやることになった。すると、地元の旅行団体とか旅館組合とか、温泉の組合が大騒ぎしたと。

佐々木

観光はダメージを受けたくない。

野口

あと、移動手段のバスとか、タクシーとかね。で、「そういうのが大反対すると、地元の政治家が出てくる。だから、富士山では難しい」と。で、環境省の人が「たとえば、水源地が汚染されたデータが出てくれば、これは逆にもっと説得力を増してくる。だから水源地が汚染されたデータを探そう」って言うんですよ。これもひとつの手段ですけど、冷静に考えたら、水源地が汚染されたデータが出てきたときには、既に遅いんですよね。

佐々木

うん、そうですよね。

野口

国が動くのは時間がかかる。だから私は、「まず自分に何ができるか」っていうところを考えたんです。その中でまず、富士山が汚いってことを知らなかったっていう人が多いので、汚いっていうことをPRしたんです。まず毎日新聞さんで富士山が汚れているということをPRしました。

その頃にコーヒーのコマーシャルの話が来ましてね。当時、清掃登山というのはまだ、「えっ? 何それ?」っていう感じでした。だから「『清掃登山』という言葉をちょっと表に出したい」と思ったんです。なので「僕の記録の映像を撮ってくれ」と「エベレストにカメラマンを連れていって、それを使って欲しい」という条件で、エベレストでゴミを拾ってるシーンを撮ってもらいました。「これが清掃登山ですよ」って、バーンと出してもらったんです。そのコマーシャルが良かったんですよね、ものすごく。それによって取材が来たんです。

それから、いろいろマスコミの人を連れて、樹海に行ったんです。とにかく富士山が汚いということをバーッとアピールして。富士山なので、みんな関心を持って報道してくれるんです。バラエティに出る時は条件として、「富士山の話ができるなら出ますよ」って言ったら、全部OKだったんですよね。

佐々木

それはいい。一番のPRになりますね。

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