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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第59回 野口 健さん

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59
アルピニスト
野口 健さん

標高8,000メートルでゴミ拾い

佐々木

野口さんは、今回のシシャパンマは2回目でしたよね。

野口

そうです。1度目は2002年の秋にやってるんですね。あの時にひどく失敗しましてね。というのも、それまでずっとエベレストの清掃をやっていて、8,000メートルに2カ月こもって、ゴミを拾ってたわけですよ。

そうすると、通常の登山隊だとベースキャンプがあるのが5,300メートルですからね。そこをベースにしながらアップダウンを繰り返す。8,000メートルのところにゴミが集中するので……。でも、8,000メートルにずっといると、低酸素の影響が強いんです。

佐々木

どうして8,000メートルのところにゴミが集中するんですか?

野口

最終キャンプが8,000メートルのところにあるんですよ。

佐々木

ああ、それで、みんな持ってこないで置いてきちゃうわけですね?

野口

はい。つまり、標高が高くて厳しいので、登ったら全部、テントも食料も、もう寝袋も置いてきてしまうんです。

佐々木

下山する時は、なるべく軽くして帰ってきたい、っていうことですね?

野口

はい。だから、8,000メートルのところに多いんですよ。

佐々木

それにしても、ただ行けって言われただけでも、大変な高さですものね。

野口

そう。1カ月かけて体を作って8,000メートルに行っても、たとえば僕は平地なら40〜50キロを背負えるけど、8,000メートルに行ったらもう、十数キロが限界なんですよ。酸素がない所ですから。

たとえば酸素ボンベがいっぱい転がっていると。ボンベは古いのだと1本が6キロもあるんです。だから苦労して行っても、そんなに背負えないんですよ。

で、どうするかというと、15〜16キロ分のゴミをザックに詰めて、6,000メートルくらいに置いて、大きなテントを張ってましてね。そこにゴミをバンバン入れるんです。

それから2日くらい休んだら、そこからまた8,000メートルに行くんですよ。延々とこれを繰り返してるんですね。2カ月くらい。だから通常の登山隊よりも、圧倒的に標高の高い所に長くいるんです。そうなってくると、これはやってみてわかったんですけど、ガタがくるんですよね。

佐々木

どれだけ大変なお仕事かがわかってきました。

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