ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第6回 川合アユムさん

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川合アユムさん
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子どもはすべてわかっている
- 佐々木
これからはどんなふうにして行きたいのでしょう?
- 川合
今ね、他の会社でいろいろ悩んでいる人がたくさんいるし、結構そこに割いている時間って多いですね。他社の役員会に出てたり、そういう時間が結構ある。それと最近は子どもと何かいろいろしてる時間も多いですね。
- 佐々木
何をするんですか?
- 川合
この前イスラエル行った時に出会った、フリーの戦場カメラマンの森口っていうのが居るんですけど、彼が今度12月にまたイスラエルに行きよるんです。それで、余ってたおもちゃをフリマで売って、そのお金を森口に預けようというプロジェクトを、子どもと一緒に真剣に進めてるんです。これは初めてですけど。子どもにしても「お父さん、イスラエル行って、ちょっと様子が変やった」と。
- 佐々木
行って帰って来たら?
- 川合
危ないとこなんで、ほんとに渡航延期かっていうようなとこなんで。うちの奥さんもずいぶん心配してたみたいなんですけどね。そんなことを子どもが感じ取る。だけど行きたいから行って、帰って来て、現地の写真見せたら、子どもにしてもやっぱり何か感じるものがあったみたい。
パレスチナ側とかイスラエル側とかそういうこと関係なく、どちらも大変な思いをしている人が目に付く。で、どっか団体にお金を預けたって、小さな額のお金わかんなくなっちゃうから、「直接誰か渡してくれる人は居てないかな」という話題になったんです。それで森口に渡そうということに決まった。
「あいつはちゃんと行って、一番必要な人に渡してくれるやろうから。お父さん、そういう友だち居てるから」って言ったら、フリーマーケットをすごく真剣にやろうってことに。ちょっと驚きでしたね。
- 佐々木
うちは、夫が2月にアフガニスタンに行ったときにね、子供たちが絵を描いて父親に持たせてた。アフガンの子どもにあげてくれって。
- 川合
子どもは多分わかってますよね。
- 佐々木
で、家で勉強してますか? うちしないんですよ、全然(笑)。
- 川合
全然しない。
- 佐々木
同じ2年生ですよね。
- 川合
九九も覚えてない。
- 佐々木
覚えてない? よかったー。うちも覚えてないから(笑)。下の子のほうが覚えちゃうのよね。一生懸命上の子に教えようとするとね。余計に上の子は頭にきてたりして。
- 川合
大丈夫ですよ、ほっといたら。
- 佐々木
そうですよね、いつの日かはね。この間テレビを見てたら大人の茶髪のお兄さんが「四九」と言われて、全然答えられなくて、こういう大人になっちゃったらどうしようって(笑)。
- 川合
そんなこと大丈夫ですよ(笑)。「二九」「うまい」とかって教えてますけどね。(場内爆笑)
- 佐々木
旅先で、一番行ってよかったところってありますか? わたしが、川合さんから聞いて行きたいと思った所は、長崎のアンデルセン(笑)。他にもどこかお薦めはありますか?
- 川合
沖縄はいいですけどね。宮古島とか。ああいうところの、まだ未踏の島みたいな、そういうところって昔からのものが残っているんで、僕は好きですね。どこでもいいんですよね。僕あんまりここは特別に好きというところはないですね。
- 佐々木
確かバイクで行くんですよね。
- 川合
島にはバイクで行きますね。バイクでのツーリングは多いですけどね。バイクといえば、今、子どもとバイクに凝っています。子どもにもオフロードバイクを買ってずっと練習している。上手に乗りますよ。
- 佐々木
本当? うちなんか転んでから自転車にも乗らなくなっちゃった。
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