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川合アユムさん
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枠組みにとらわれず、とことんやる
- 佐々木
何か毎日生活しているのに、特にうれしくも、悲しくも、ワクワクもしないみたいな人が多くなっちゃってるってことはね、どういうことだろうな?と思って。
- 川合
僕ね、ひたすら仕事したくなくて、仕事しない時期もあったんです。
すると、働きたくなる。その時に初めてやればいいし、「俺はもうけるんだ」と思って徹底的に金もうけする時期があってもいいんじゃないかと思うんです。そのへんを中途半端にしてはる人は、ちょっと休みがないだけで、「そりゃしんどい」などと言ってむちゃくちゃ稼ぐことすらしない。だから結局、本当はどうしたいのかっていうのがわからなくなってる。
右にも左にも行けず、フラストレーションの溜まる状態の中でいるんじゃないかと思うんですよね。もっとその、寝てたい時はずっと寝てていいし。
仕事したい時にはひたすら、やる時はもう中途半端にせずに徹底的にやるなりしながら、本当に、1個1個のがエッジがきいて見えてくる世界があると思うんですね。今アメリカに行ってる森下雄一郎っていう、プロバスケットボール選手の友だちがいるんですよ。
日本人で、身長は僕と同じくらいなんだけど、NBAの下部組織入りして、こないだテレビ「情熱大陸」にも出てました。兵庫県出身なんですけど、なんかひょんなことから出会って友だちになったんです。彼なんか、人がどう言おうと、高校大学時代からもうバスケットボールしか考えてなくて、ひたすらその道をまっすぐ行きよったんです。
もう一人ね、弾き語りしながら北海道を自転車で回っている森源太という奴がいるんですけれど、そいつも今、大阪で一緒なんですけど、彼なんかも自分の役目、生きて行く道っていうのをはっきり見つけてやっている。
なんかそこの思いきりが足りなくて世の中の常識とか枠組みとかに変にとらわれすぎて、考える力を失ってしまって、っていう人が多いのかもしれません。もっとむちゃくちゃで、もっと旅して、なんかこう、いろいろやってほしいと思うんですけどね。
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