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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第60回 大沢 真知子さん

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60
日本女子大学 人間社会学部 現代社会学科教授
大沢 真知子さん

日本が追うべきモデル国はどこ?

佐々木

各国を研究されているなかで、国と歴史と地理的な条件も含めて、もし日本がまねるとしたら、どのモデルがよいと思われますか?

大沢

私自身は、オランダがよいのではないかと。オランダの一般的な今の働き方というのは、男性が4日働いて、女性が3日働くという、パートジョブなんだけれど、日本でいうと、2人で1人の正社員として働いているという感じですかしら。

私はオランダだと思うのですが、私の教え子の学生はデンマークって言うんですね。結構税金高いんですが、老後が安心できるからって言うんです。それって福祉の問題じゃないかって(笑)。

実際にデータを見ていると、均等法以降あたりの、女性たちが比較的生き生きと働けた時代から、今は非正社員の割合がすごく増えてきていて、20代の女性の半数以上が正社員じゃないんですね。雇用構造が変わってきて、若い人を中心に雇用機会の二極化が進んでいるんだと思います。で、その不安が非常に大きいんだと思いました。

佐々木

非正社員でしか働く口がない、つまり長期的に自分が自分を養う力がない、と20代のうちに半分あきらめていて……。

大沢

そうかもしれない。

佐々木

だから国にどういう保障をしてくれるのか、先のことを教えておいて欲しいと。そういうことですか?

大沢

そこまでちゃんと考えてなくて、なんとなく不安、というほうが正しいんでしょう。でも私の学生は、そこそこに勉強している女子学生で、これから卒業して面接も受けて、正社員として社会に羽ばたいていく学生なのに、今から老後の心配をしているというのは、驚きでした。デンマークがいいっていうのは、1人や2人じゃなくて、大多数だったわね。

佐々木

私などは、「熱中して働け。そこから何かが生まれるでしょう」って考える人なんですけど。

大沢

20代ってすごく重要な時代でしょう。アメリカなどを見ると、もちろん問題もあるけれど、自分で稼げる力をつけておけば、どんなことがあってもなんとかなる。だから今頑張るんだっていう、信念みたいなものを20代のみんなが持っている。一方で日本の若い20代が老後を心配しているっていうのが、私は本当に驚きでした。

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