ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第64回 木村 佳子さん

64 |
木村 佳子さん
|
|
|
中学で、「ダメだ、私は」と。
- 佐々木
そう思ったのはいつからですか?
- 木村
ああもう、すぐでしたよ。中学1年生くらいのときにオンナの部分での幸せは期待薄だなと悟りました。
- 佐々木
中学1年生!?
- 木村
なんで一緒にいるマドカちゃんは、男の子にウルウルな視線で見られて親切にされているのに、私は全然で「おい木村」とかタメ口聞かれるんだろう、とかね。
「お前とは話せるよな」とか言ってくれるんだけれど、その同じ男の子がマドカちゃんの前で、なんでほっぺを赤くしているんだろう、とかね。きっと、私は男フェロモンが出ていて、マドカちゃんは女フェロモンが出ていて、男の人をそうさせる何かがあるんだろうなあ、って。
- 佐々木
中学生のときに思った。
- 木村
思いましたね。
- 佐々木
それで、その女の子たちとは張り合わないと思った。
- 木村
うん、絶対だめだと思いました(笑)。もうそれこそ、ちょっと胸がふくらみはじめる頃に女性の部分でいくらアピールしようとしても「私はだめだにゃ」と思いました。だから、手に職つけねば、とか、1人でも生きていけるようにしなきゃ、とか。親が不甲斐ないこともあって割と早くから踏ん切りがついていたような気がしますね。
7/27
|
 |

|
|