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木村 佳子さん
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1つのことを飽きずに続ける
- 木村
家族とか親戚って自分とDNAが似ているんで、よく観察すると生き方の参考になりますね。現に父方叔母は私に似た人ですし。
- 佐々木
木村さんは、ご家族からのDNAで、一番今の仕事、「証券チャレンジャー」とかFPという仕事に活用されてると思う部分はどこですか?
- 木村
最近、ニートの問題などがよく取り上げられますでしょう? テレビでドキュメンタリーを見る機会も多いんですが、お仕事に関して、親世代もご本人も硬直した考えに陥っていないかなと思うんですよね。
私はね、十年一日のごとく、1つのことを飽きずにできるのも才能だと思うんです。別の見方をすると「進歩がない」とも言えるのかもしれませんけどね(笑)、でも、飽きずにできることを職業にするべきですよね。
たとえば、一般的には100社、200社と配当・優待を調べるのは、大変じゃないですか。
- 佐々木
本当だ、そうですよね。考えてわかるというより、調べる仕事ですものね。
- 木村
でしょう? でも、私の場合はそういうことが飽きずにできる。発注してくる編集者には「大竹しのぶさん主演映画の『ああ野麦峠』をレンタルビデオで借りて見てね。あなたが私に強いている締め切りってああいう生活を強いていることと同じなのよぉぉぉ」と絶叫しているんですが、その割りに、実は楽しいんです! だから、お仕事で悩まれている方にはね、自分が飽きずに、楽しくできる競争相手の少ないところで自分を生かしていくことをオススメしますね。
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