ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第64回 木村 佳子さん

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木村 佳子さん
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欲の収め方。良いお客さんになっては、ダメ。
- 佐々木
ふ〜ん。私は年齢が少しずれているからか、バブルの恩恵も受けてないし、ずっといいことばかりで来てもいないからピンとこないですが、確かに、その年代の人たちの傾向としてはわかるような気がします。というと、40歳前後の人で、今株を始めようというと、注意点があるということにつながるんですね、きっと。
- 木村
そうですね。買うことはすごくお上手だけれど、売るとき、すなわち欲の収め方がちょっと上手じゃないところがあるかもしれませんね。
あとは、これまでチヤホヤされて青春時代をすごされてきた方は40過ぎたら誰もチヤホヤしてくれないことに慣れなければなりません。これが当たり前なんだという受け入れがたい衝撃の事実を受け入れるのです(笑)。
自分の力で生きていかないと。また、30歳代は忍び寄るオバサン化との戦いですが、40歳代はオバアサン化との戦いになりますので、そのお覚悟を(笑)!
- 佐々木
おばあさん、ですか!
- 木村
50歳代に突入した方に伺うと、もはや年次、月次ではなく、50歳代では毎日が、暮れていくこととの戦いですって。昨日より今日、今日より明日と加速度的にオバアサン化との戦いになるとのことです。お覚悟召されぃ〜、って自分も笑ってられない状況なんですが……。次世代育成ということも子どもがいないとできていないわけで、チヤホヤしてくれる相手を追い求めて営業さんに上手に転がされるケースもあると思います。マネー運用面ではイケメン営業にご用心(笑)。
- 佐々木
わかりやすい(笑)。いつもやさしく褒めてくれるのが営業マンだったりするわけですね。
- 木村
唐沢秀明クンみたいな超イケメンだったら私の場合、きっとウルウルになっちゃうと思いますが(笑)。よいお客さんになってしまうと一生涯、「お客さん」、つまり良きペイヤー(支払い手)になってしまって、良きインベスター(投資家)としては成功しませんよね。
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