ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第66回 板倉 啓子さん

66 |
薬膳研究家 板倉料理学院院長 メンター・フーズ(有)代表取締役
板倉 啓子さん
|
|
|
薬膳は、スローフードの権化みたいなお料理なんです
- 板倉
ファーストフード全盛期は、まったく芽が出ませんでした。でも今、スローフードの流行や、いわゆるBSE問題、食の安全、安心ということが求められるようになってから、「薬膳っておいしい!」「長い間食べ続けられている料理」ということで仕事の依頼が増えました。薬膳はスローフードの権化みたいな料理ですから……。
- 佐々木
確かに、そうですね。でも枸杞(くこ)の実などはそのまま食べたりしますので、農薬が心配なんですが。
- 板倉
中国産ということでご心配ですよね。私が使っていますのは、医科薬科大学のご紹介で、医療の現場に納めている問屋さんのものです。農薬検査を全部クリアしてますので安心して召しあがってください。中国産でも、オーガニックの生薬があるんですよ。学院の枸杞(くこ)の実は洗わないでそのままお召し上がりくださいね。
- 佐々木
枸杞(くこ)の実は、何に効きますか?
- 板倉
枸杞(くこ)の実は、15種類のビタミン、ミネラルがあり、肝機能を整え、目によいのです。毎日食べ続けて、私、50ウン歳ですが、まだ視力が1.5と1.2なんですよ。
テレビ局のディレクターやプロデューサーの方は徹夜が多いお仕事ですよね。お会いする方の多くがドライアイで悩み、ずっと画面を見ていると涙がポロポロ出されていたんですって。でも、「枸杞(くこ)の実をかじりながら仕事すると、涙が出ないんだよね」って。
皆さまもお試しあれ。
14/28
|
 |
|
|