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藤沢久美さん
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イー・ウーマンって自分の価値観を確立していける場ですね
- 藤沢
イー・ウーマンって、普通の生活をしている人たちが、ある意味、自分の価値観を確認し、自分の価値観を確立していける場だと思うんですね。それはたぶん、ネットのすごくいいところで、ブログを書いたりすることもそのひとつなんでしょうけど。でも、イー・ウーマンには、キャスターの人たちがいて、それなりにブランド・キャピタルとか、トラスト・キャピタルを持ってる人たちが、まさに自分の価値観に太鼓判を押してくれる。
だから、一人ひとりの人間が、すごく自分自身の価値観に自信を持てる場だと思うんですね。それがすごく大切なことだと思います。人間って軸があって初めて相対的に物を判断できるから。
- 佐々木
たしかにね。
- 藤沢
原点になる立ち位置がないと、どっちがいいのか分からないじゃないですか。たとえば生まれて初めて何かを飲んだとき、おいしいかまずいか分からないけど、一度何かを飲んだことがあると、次に飲んだものが前のよりおいしいとかまずいと判断できる。
- 佐々木
ベンチマークされていくということですね。
- 藤沢
日本人って画一的な教育を受けているので、個性っていうのが結構なくなってきていると思うんですね。だからその意味で、「いまの時代に、自分の個性みたいなものを確認して、自信が持てる場なのかな」と思います。あと、イー・ウーマンの魅力のもうひとつは、意識が高い人が集まっている。
- 佐々木
ありがとうございます。本当に、私自身、それを日々感じています。
- 藤沢
すごく思いますね。社会に対する責任感がある人が多い感じがします。だから、その人たちが目的を持って行動を起こしたら、21世紀の新しい社会のあり方とか、人のあり方っていうのを、世の中に提示できると思うんです。
もし佐々木さんが先ほど話されたようなファンドを作られたら、株主のあり方とか、株の発行の仕方とか、企業のあり方っていうのを、私みたいに口で言っているだけじゃなくて、現実に「できるんだ」っていうことを提示できるわけですから、ものすごく説得力があると思います。
- 佐々木
何かアドバイスしてもらって作ろうかな。
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