年収1,800万以上のエグゼクティブを見つける

佐々木

年収1,800万以上のエグゼクティブサーチ、ということになると、候補者の方々とは、案件のあるなしにかかわらず、日常的にお会いになるんですか？

フクシマ

優先順位がありますので、案件の候補者になる可能性のある方を一番優先してお会いするということになるのですが、最近は、一緒にチームを組んでいる人たちがいますので、通常ですと、まず彼らがお会いして、お話を伺って、あるいはお電話でお話をして、それから私がお話をさせていただくということが増えてきています。

佐々木

咲江さんのおめがねにかなうエグゼクティブっていうのは、どんな方かな、と。……あの、会社の秘密に触れない程度で教えていただきたいんですけれども（笑）。

フクシマ

はい、本当に不思議なんですけど、第一印象はとても大事なんですよね。やはり何百人という方にお会いしていて、これは我々プロが心しなければいけないのですが、自分の好き嫌いは関係ないんですよね。クライアントさんのニーズに合った方かどうかってことが一番大事ですので。

人間、個人的に好きな方、嫌いな方って、当然でてきますよね。それにどれだけコンサルタントがバイアスをされないか、というのも、プロとしての大切な要件です。

しかし、絶対譲れないところっていうのは、やはり、この方が本当にインテグリティ（integrity）のある方かっていうことだと思いますね。

佐々木

インテグリティ。つまり、内と外とが一緒な方かどうかですか。