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橘・フクシマ・咲江さん
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転職の決断。日本では、時間がかかります
- フクシマ
はい。でも、日本の場合は、やはりまだ、「いや、でも、転職は」という方を、説得したりする時間がかかりますから。
- 佐々木
まだ、エグゼクティブには、転職っていうのは、少し敷居が高いですか?
- フクシマ
ものすごく。ここ10年ですごく変わりましたけど。とはいえ、やはり個人差がおありなんですよね。特に、今の企業で成功されていらっしゃる方は。
我々の場合は、海外経験のある方が主体になりますので、そういう方ですとエグゼクティブの転職のこともコーン・フェリーの名前もご存知ですが、自分自身が移るかというと、「覗いてはみたいんだけど、まだそこまで決心がつかない」と。
ですので、決心いただくまでのプロセスが、とても時間が掛かります。それに、「じゃあ、明日、レジュメを出してください」って言っても、「入社以来、書いたことがない」という方もいらっしゃいますし。
- 佐々木
そうでしょうね。入社以来、ずっと企業人として上り詰めてきましたっていう方が、いきなり履歴書。「書くんですか?」っていう感覚でしょう。
- フクシマ
ええ。それに、入社当時、「だいたい何人くらいの部署だったんですか?」と聞くと、「ええと……。覚えてません」という方も(笑)。
- 佐々木
自分を売るとか転職するとかを考えていなければ、たしかに記録も取らないですものね。
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